たとえば投資信託や損害・生命保険など、以前は証券会社や保険会社で扱っていた金融商品が銀行でも扱えるようになり、外部の人からは、銀行の仕事がちょっとわかりづらくなってきているようです。そこで、銀行とはどんな仕事をするところなのかを、原点に返ってわかりやすく解説したのが、この「金融基礎講座」です。みなさんの日常生活にも役立つ情報がいっぱいですから、楽しみながら理解を深めてください。

 銀行の仕事の幅が広がっているとはいえ、その柱となるのは、「預金」、「融資」、「為替」の3つの仕事。これを銀行の三大業務と呼んでいます。

預金業務

 個人や企業を問わず、数多くのお客さまから資金をお預かりするのが、預金業務です。くらしのサイフがわりとしてご利用いただく普通預金をはじめ、各種定期預金、会社が小切手や手形を振り出すための当座預金など、群馬銀行では多彩な商品をラインアップしています。
 2016年(平成28年)3月期の群馬銀行の預金は前年同期に比べて1,749億円増加し、6兆2,936億円になりました。うち、個人のお客さまからお預かりしている預金は73%。群馬銀行は個人や中小企業のお客さまを中心としたリテール業務に重点を置いた事業を展開していますが、その成果がこの数字となって表れているといえるでしょう。

融資業務

 預金業務によってお預かりしたお金を、資金を必要とするお客さまへ貸出を行い、これによって群馬銀行として資金の運用を行うのが、融資業務です。事業を営むお客さまに対するさまざまな種類の融資をはじめ、住宅ローンやマイカーローンなどの個人向け各種ローンなどがこれに含まれます。
 2016年(平成28年)3月期の貸出金は5兆473億円で、前年同期に比べ2,085億円増加しています。貸出先は中小企業などのお客さま向けが36%、個人のお客さま向けが40%と、ここでもリテール業務へ重点を置く群馬銀行の特徴が表れています。群馬銀行ではリテール貸出の増強を収益力強化に向けた最大の営業戦略と位置づけ、従来の枠組みや体制の見直しを図っています。また、個人のお客さま向けには、住まいづくりのための住宅ローンをはじめ、マイカーローンや教育ローンなど目的にあわせた各種金融商品をラインアップしています。

為替業務

 お客さまからの依頼によって他の口座に送金したり、お客さまにかわって小切手や手形の代金を受け取ったり、また国内だけでなく外国へ送金したり、といった仕事が為替業務です。
 為替業務は、常に信用関係が発生するため利用者保護の観点から、銀行固有の業務として古くから位置づけられています。近年では、窓口だけではなく自動振込機や、インターネットなどを使って振込を行うサービス、さらには貿易取引に関連したサービスなども行っており、こうしたフィービジネスも群馬銀行の業務の大きな柱となっています。

金融商品の販売業務

 現在、群馬銀行では上記三大業務のほかに、投資信託や個人年金保険などの金融商品の販売に力を入れています。
 平成10年12月より投資信託の販売、平成13年4月より損害保険商品の販売、平成14年10月より生命保険商品の販売が解禁になりました。群馬銀行では、これらの解禁にあわせて投資信託や貯蓄性の高い保険商品の販売を開始しました。さらに、平成19年12月22日より保険商品の販売が全面解禁となり、医療保険や自動車保険なども取り扱えるようになりました。
 現在、各営業店に「資産運用ご相談窓口」を開設し、各種運用商品をご案内する窓口専担者を配置するなど、お客さまのさまざまな運用ニーズにお応えできるように体制を整えています。

 そのほかに、外貨資金、国債などの売買を行う<ディーリング業務>や、債券・株式などの売買を行う<証券業務>などがあります。

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