
他部署と連携しながら、
銀行業務を支えるシステムを企画。
銀行業務を支えるシステムの企画開発は、各業務部門からの要望に基づくものや、システム部から提案するものなど多種多様であり、リスク統括部やデジタルイノベーション部とも連携して進めています。新規のシステム開発だけでなく、稼働中のシステムのリニューアルや、最新のセキュリティ導入などもシステム部が担当します。クラウド移行や外部とのデータ連携、行外での情報端末の利用など、近年のデジタル化推進により利便性が向上する一方で、新たなセキュリティリスクも想定され、企画開発時には特に重要視されています。行内外からのあらゆるアクセスの監視を行うゼロトラストの観点に基づく企画開発など、システム部の強みを活かした企画立案を行っています。

様々なシステム開発を通して、
利便性の向上や業務効率化に貢献。
お客さまの預金を管理する勘定系システム、銀行内の融資稟議書を作成・回付する融資支援システム、そして群馬銀行の公式アプリなど、銀行内外で利用する多くのシステムの開発を行っています。開発は行内で完結するものもあれば、外部ベンダーと協力して行うものもあります。たとえば銀行アプリの開発は、業務部門からの開発依頼を受けて、要望のヒアリングや仕様の確認からスタートします。その後、見積もりや要件定義を行ったうえで、どのようなプログラムで機能を実現するかという設計工程へ進み、開発、テストと続いていきます。実際にスマートフォンにアプリをインストールし、要件が正しく実装されていることや動作確認などを行います。テストの結果、リリースする水準に達していると判断できれば、公開に向けた作業や申請を行い、リリースとなります。このように、様々なシステムやアプリの開発により、お客さまの利便性や行内の業務効率化に貢献しています。
縁の下の力持ちとして、群馬銀行の業務を支える。
稼働中のシステムを適切に運用するため、システムの各種アップデートや設定変更、入替えなどを行っています。行員が使用するパソコンのOSアップデートなどもシステム部が主体となって行います。銀行が利用しているシステムは、銀行内に機器が設置してあるものや、インターネットを介して利用しているものなど様々ですが、どのシステムも導入後のメンテナンスが欠かせません。日々の稼動状況やセキュリティ面で懸念がないかを常にチェックしています。アップデートや設定変更などの実施にあたっては、影響調査から実施方法の検討、スケジュール調整、外部ベンダーとの調整など入念に準備を行い、お客さまや銀行業務への影響を最小限に留めることを原則としています。システム部は、縁の下の力持ちとして銀行業務に不可欠なシステムを開発・維持し、群馬銀行全体を支えています。
業務を通じて
得られる知識・経験
- ・基礎的なITスキルから金融業界特有のシステム知識まで幅広く習得できる
- ・要件定義から運用準備まで一連の開発スキルを身につけられる
- ・長期の開発プロジェクトに携わることで、タスク管理能力や計画力が身につく