
金融市場において、
資産運用と資金調達を担う。
市場金融部は、ポートフォリオマネジメント室・市場運用室・マーケット営業室・市場管理室・外国為替業務室、海外拠点統括を含む企画グループの6つの室・グループで構成されており、金融市場において資産運用と資金調達を執行しています。群馬銀行は、2兆円を超える有価証券を保有しています。世界の市場の動きを分析し、国内外の債券や株式、投資信託などの資産運用については、ポートフォリオマネジメント室や市場運用室が主体となって運用計画を立て、投資を実践しています。また、円および外貨の資金繰りのための資金運用・調達はマーケット営業室が主体となって行っています。さらに、お客さまとの外国為替取引やデリバティブ取引、お客さまに販売する国債や地方債の売買取引についても同室が行っています。

資金取引や証券取引の
決済・リスクマネジメントを行う。
資金繰りや対外決済は業務継続が求められる最重要業務の一つであり、大きな責任を伴う業務となります。大きな金額を扱うため常に緊迫感がありますが、大きな達成感が得られる業務でもあります。実際に取引を行うフロントの部署、決済を行うバックオフィスとは別に、正しい水準で取引が行われているかをチェックするミドルオフィスがあり、取引がリスクに晒されていないかなど、市場リスクや信用リスクを部内でしっかりとチェックしています。リスク管理については、リスク統括部とも連携していますが、日々のリスクマネジメントは部内のミドルオフィスが中心となって行います。市場取引や有価証券取引のリスク管理には、グローバルな視点で金融規制・ルールへの対応が求められるため、高度な専門性が求められます。
個人から企業まで、幅広いお客様の外国為替取引をサポート。
市場金融部が担当する業務の中で最もお客さまに近い業務と言えるのが、外国送金や貿易等の外国為替業務です。外国為替業務室では、輸入時の代金支払いや輸出時の代金回収を目的とした企業や、外国から購入した商品の代金を支払いたい個人のお客さままで、幅広いお客さまの外国為替取引をサポートしています。近年では、海外から仕事で来日される外国人も多く、そうした方々が母国に送金される際に利用されるケースも少なくありません。外国送金の依頼は、インターネットや群馬銀行の営業店でも受け付けていますが、それらはすべて外国為替業務室に集約され、対外的な決済を行っています。また、外国為替取引の透明性を保つために世界規模で新たな規制やルール変更が行われるため、当局規制への対応やルール変更への対応が求められるほか、年々高度化するマネーロンダリング対策などにも取り組んでいます。
業務を通じて
得られる知識・経験
- ・部内に幅広い業務があるため、部内係替により多様なキャリア形成が可能
- ・専門性の高い市場業務、国際業務を通じてエキスパート職を目指せる
- ・ニューヨークやアジアエリアの海外拠点でキャリアを積めるチャンスがある