群馬銀行グループSDGs宣言における「地球環境の保全と創造」に向けた新たな取組みについて

2020年7月30日

群馬銀行(頭取 深井 彰彦)は、「群馬銀行グループSDGs宣言(以下、「SDGs宣言」)」【別紙(597KB)】の重点課題の1つである「地球環境の保全と創造」に向けた新たな取組みを開始しましたのでお知らせします。
今後も、SDGs宣言に基づき、事業活動を通じた社会・環境等への取組みをさらに強化し、持続可能な社会の実現と経済的価値の創造に努めていきます。

背景

  • 近年、世界各国で異常気象や大規模な災害等による被害が甚大化しており、世界全体で、気候変動への対応が重要視されています。
  • 群馬銀行グループは、2019年2月、SDGs宣言を制定し、当行グループが事業活動を通じて、特に貢献が可能な7目標を中心に重点課題と取組方針を定め、SDGs達成に向けた取組みを進めています。
  • そのような中で、SDGs宣言の重点課題の1つである、「地球環境の保全と創造」に向けた新たな取組みを開始し、地域の環境課題解決に積極的に取組むことで、社会の持続的発展に貢献していきます。

取組み内容


温室効果ガス排出量の削減目標および紙(コピー用紙)使用量に削減目標設定
  • 銀行全体でエネルギー消費量を把握するとともに、温室効果ガス排出量の削減目標を設定し、地球温暖化防止への取組みを強化します。
  • また、本取組みの一環として紙の使用量に削減目標を設定し、紙に依存した従来業務の見直しやデジタル化によるペーパーレス化をさらに進めていきます。
スコープ1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出。(重油、都市ガス、ガソリン等)
スコープ2:他者から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出。(電気等)
スコープ3:スコープ1、2以外の間接排出。(配送、出張、通勤、購入商品、リース資産等全て)
  • 当行では、スコープ1、スコープ2およびスコープ3のうち、紙の購入による排出を算出範囲とします。
TCFD(気候変動関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同表明
  • 気候変動は、企業の事業環境や財務に大きく影響を及ぼす要素となりつつあり、気候関連リスクおよび機会の情報開示要請は、高まりをみせています。
  • 気候関連リスクおよび機会に関して、TCFDの提言を踏まえ、「ガバナンス」、「戦略」、「リスク管理」、「指標と目標」の情報開示の充実に向け取組んでいきます。
  • TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)は、2015年、G20の財務大臣・中央銀行総裁からの要請を受け、金融安定理事会(FSB)が設立した民間主導による気候関連財務情報の開示に関するタスクフォース。2017年、最終報告書を公表し、企業等に対し気候変動関連リスクおよび機会について提言に沿った情報開示を推奨している。

以上

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