勤務間インターバル制度の新設について

2018年9月27日

群馬銀行(頭取 齋藤 一雄)は、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた働き方改革を進め、長時間労働を防止し、従業員が心身ともに健康な状態で活躍できる環境を整えるため「勤務間インターバル制度」を新設しましたので、お知らせいたします。
本制度は勤務終了後、翌日の勤務開始時まで、少なくとも11時間の継続した休息時間の確保を全従業員に義務付けるもので、健康経営の取組みの一部にも位置付けています。
当行では今後もワーク・ライフ・バランスの実現に向けた働き方改革、多様な人材の活躍支援を通じて、一人ひとりが主体性を持って前向きに働ける環境整備に努めてまいります。

制度の概要

項目 内容
概要 勤務終了後、次の勤務開始時まで11時間以上の休息時間を確保する。
対象者 全従業員
備考 休息時間が翌日の始業時刻を超える場合は、休息時間11時間が満了した時刻以降に勤務を開始する。
(繰り下げた時間は勤務したものとみなす)。
  • 休息時間…勤務終了後から翌日の勤務開始時までのインターバル。

実施時期

2018年10月1日

以上

  • 働き方改革への取組みについて

当行では、従業員のワークライフバランスの実現、女性、シニア層、若手行員など多様なライフスタイル、価値観、背景を持つ人材の活躍支援、そして従業員が主体性を持って前向きに働く活力ある組織風土の醸成のために、「働き方改革」に取組んでいます。

「働き方改革」により、従業員一人ひとりの生活が充実することは、従業員の働きがいの向上に繋がり、ひいてはお客さまに対するより良いサービスの提供、「お客さま満足度の向上」にも繋がると考えています。

スマ早運動の展開
(2015年10月)
  • スマートに働き、より早く退行する運動(スマ早運動)を開始し、19時以降の残業を原則禁止しました。
  • 全部店に頭取の署名入りポスターを配付し、運動の趣旨を全従業員で共有しております。
スマ早運動ポスター
自主定時退行日の設定
(2015年4月)
  • 月4回の一斉定時退行日に加え、各人が月1回任意の日に定時退行できる制度を導入しています。
業績表彰における目標設定
(2015年4月)
  • 労働時間管理の意識を高めるため、時間外勤務の削減への取組状況を支店の業績表彰に反映しています。また定時退行の実施状況や男性の育児休業取得状況も同様に評価しています。
  • 個人の目標管理シートにも働き方改革・生産性向上等の目標設定を指示し、人事考課にも反映しています。
時差勤務制度の柔軟化
(2015年11月)
  • 制度の利用条件を緩和し、時間外勤務を増やさずに、各人が自身の業務遂行状況やお客さまの予定に合わせ柔軟に働ける態勢を整備しました。
自己啓発の奨励
(2016年4月)
  • スマ早運動を利用した自己啓発支援策として、人事部ぐんぎん金融大学校の講師が主体となり、希望者を対象にスキルアップを目的にした「夜間講座」を各地区で開催しています。
育児休業早期復帰支援手当新設
(2017年2月)
  • 育休後、早期復職(フルタイム)した行員に毎月3万円を支給(1歳半まで)し、多様な働き方に対する支援態勢を整えました。
群馬労働局との包括連携協定締結
(2017年7月)
  • 地元企業の生産性向上および地域経済の活性化を目的に群馬労働局と群馬県初の協定を締結しました。セミナーの共催や取引先への労働関連の助成金紹介を行うことを内容としています。
    群馬労働局との包括連携協定締結
育児サポート手当新設
(2017年8月)
  • 子供が産まれた従業員に対し、祝い金として、第2子に20万円、第3子に100万円、第4子以降に200万円を支給しています。
チャイルドプラン休暇新設
(2017年8月)
  • 不妊治療を目的とした年間5日の特別休暇を設定しています。
タイムリー休暇(時間単位休暇)の導入
(2018年7月)
  • 1時間単位での年次有給休暇の取得を可能にしました。
在宅勤務の本格導入
(2018年8月)
  • 本部行員はシンクライアント型のノートパソコン、営業店はタブレットを使用した在宅勤務を本格導入しました。