店舗戦略の方向性および移動店舗車の導入について

2019年2月26日

群馬銀行(頭取 齋藤 一雄)では、インターネットを経由した取引の増加などお客さまの取引スタイルの変化に合わせ、非対面での取引の利便性を向上させていくとともに店舗網の最適化を進めてまいります。また、新たな技術の活用により店舗の機能を軽量化し、地域の店舗ネットワークの確保に努めます。
店舗網の最適化や店舗機能の軽量化によって生まれた人員は、休日営業のコンサルティング拠点への配置や非対面取引の利便性拡充など、お客さまの取引スタイルの変化に対応するための人員として活用してまいります。
本戦略の一環として、2019年7月に敷島支店を渋川支店に、水上支店を月夜野支店に移転統合(ブランチ・イン・ブランチ方式)するとともに、移動店舗車を当行で初めて導入し店舗跡地の周辺にて営業いたします。
当行では、これからも金融サービスの向上に努めてまいります。

店舗戦略の方向性について

  1. 背景
    人口構造の変化や、ATM、インターネットバンキング等の非対面チャネルの普及にともない、窓口への来店客数は減少傾向にあります。特に近年はスマートフォンなどの普及により、インターネットでの取引を選択するお客さまが増加しています。
    こうした環境の変化やお客さまの取引スタイルの変化に合わせ、店舗網の最適化と非対面チャネルの充実を図ってまいります。
  2. 店舗戦略の概要
    1. 店舗の統廃合と店舗機能の変更による店舗網の最適化
      来店客数や地域の特性を考慮しつつ、店舗の統廃合や店舗機能の変更を進めることにより最適な店舗網を築いてまいります。
      スキーム図

      【フラッグシップ店】全てのお取引が可能で、高い専門性スキルを持った行員を配置。
      【サテライト店】原則的に全てのお取引が可能。一部の取引をテレビ電話等で対応。
      【スマート出張所、移動店舗車】主に個人のお客さまを対象に入出金、振込等を対応。
    2. 新たな個人向けコンサルティング拠点の拡充
      スキーム図

      平日にご来店いただくことが難しいお客さまにゆっくりとご相談いただけるよう、土・日・祝日にも営業する個人向けコンサルティング店舗「個人相談プラザ」の設置や、県内主要商業モール内への相談窓口の設置等を進めてまいります。
    3. 非対面(デジタル)チャネルの充実と、対面チャネルとの連携強化
      スキーム図

      対面チャネルの充実(休日相談拠点の設置等)、非対面チャネルの充実(スマホアプリの充実やSNSの活用等)および対面と非対面の連携をいっそう強化し、お客さまにとってより便利で、より魅力的なチャネルを構築してまいります。

敷島支店、水上支店の移転統合と移動店舗車の導入について

  1. 敷島支店
    移転予定日 2019年7月22日(月)
    • 現在地での窓口業務は、2019年7月19日(金)をもって終了します。キャッシュコーナーは引続き営業します。
    現所在地 渋川市赤城町敷島446-5
    移転後 渋川市渋川1695-10(渋川支店内)
    電話番号:(0279)22-2311
  2. 水上支店
    移転予定日 2019年7月29日(月)
    • 現在地での窓口業務は、2019年7月26日(金)をもって終了します。キャッシュコーナーは引続き営業します。
    現所在地 利根郡みなかみ町湯原680-6
    移転後 利根郡みなかみ町後閑321-8(月夜野支店内)
    電話番号:(0278)62-2231
  3. ブランチ・イン・ブランチ(支店内支店)方式での移転統合について
    • 一つの店舗内(建物内)で複数の支店が営業を行います。
    • 移転統合後も、お客さまの通帳、証書、カード等はそのままご利用いただけます。
      (支店名、店番、口座番号の変更はございません。)
  4. 移動店舗車の導入について
    導入予定日 2019年7月8日(月)
    導入の背景
    • これまで当行では店舗網効率化の観点から、周辺店舗との距離が近い市街地の店舗を中心に移転統合を進めてきました。
    • 今回移転統合を行う敷島、水上支店は周辺店舗との距離が遠くご高齢のお客さまの来店も多いことから、お客さまの利便性を確保するため、新たに移動店舗車を導入することとしました。
    名称
    • ぐんぎん移動店舗車『この街で』
      • 当行のイメージソング『この街で』に由来しています。
      • 営業開始時には、『この街で』の曲を流す予定です。
      • 移動店舗車を活用し、「この街で地域に根差して営業する」ことをイメージして名付けました。
    外観
    (イメージ)
    スキーム図
    • 赤城山、群馬の電車や街並みなどを柔らかく表現し、温かみや親しみを演出しました。デザインは当行の行員が行いました。
    主要設備
    • 3tトラックの荷台部分を営業室に改良し、通常の店舗と同様の窓口設備と相談コーナー、ATMを搭載します。
    • 発電機を搭載しているため、電源設備の無い場所でも営業できるほか、災害時等には外部への電源供給が可能です。
    業務内容
    • 預金取引(入出金、振替、口座作成、解約、通帳繰越等)
    • 振込、税金等のお支払、諸届の受付等
    • 預かり金融資産や相続等のご相談
    • 設備が限られるため、原則、個人のお客さまのみの対応とさせていただきます。多額の入出金、外貨預金、当座預金、小切手・手形の受付など、お取扱いができない業務がございます。
    営業場所・時間
    (予定)
    【月・水・金曜日】 10:30~12:00 13:00~14:30
    道の駅 みなかみ水紀行館 駐車場 (みなかみ町湯原1681-1)
    【火・木曜日】   10:00~12:00 13:00~15:00
    渋川市赤城行政センター 駐車場(渋川市赤城町敷島568-1)

以上