AIを活用した銀行内デジタル文書検索システムの導入について

2019年4月23日

群馬銀行(頭取 齋藤 一雄)は、当行と同様にフィンクロス・パートナーシップ参加行である株式会社山陰合同銀行(頭取 石丸文男)、株式会社四国銀行(頭取 山元文明)、株式会社千葉興業銀行(頭取 梅田仁司)、株式会社筑波銀行(頭取 藤川雅海)、株式会社福井銀行(頭取 林正博)の5行と協働で、AIを活用した銀行内デジタル文書検索システムを導入することとしましたので、お知らせいたします。

経緯

これまで当行では、マニュアル等の銀行内デジタル文書の検索や営業店から本部への問合わせ対応に多大な時間を要していること、ナレッジ・ノウハウ共有や技術伝承が非効率であることが課題となっており、本システムを協働で導入することとしました。なお、当行においては、本システムは4月1日より稼働しております。

本システムの主な機能

  1. 複数システムに点在する情報の横断検索
  2. 「アクセス数」「データ更新日時」等を総合的に加味したランキング表示
  3. AI活用により検索文(自然文)の意味に沿う結果を優先表示
  4. AI活用により絞込みキーワード候補・関連語を自動抽出

本システム導入により期待できる効果

  1. 銀行内デジタル文書の検索時間の短縮
  2. 検索高度化による営業店から本部への問合わせ削減
  3. ナレッジ・ノウハウ共有と技術伝承の効率化

協働導入による効果

  1. 本システム導入コストの削減
  2. 協働作成による「専門用語辞書」整備の効率化
  3. 本システム活用ノウハウの共有

 

フィンクロス・パートナーシップ参加行はこれからも、協働して銀行のデジタル化(AIを活用した預り資産提案先リストアップ、AI審査、デジタルマーケティング、UI/UX、クラウド基盤活用等)を積極的に推し進めてまいります。

  • フィンクロス・パートナーシップとは、地銀7行(池田泉州銀行、群馬銀行、山陰合同銀行、四国銀行、千葉興業銀行、筑波銀行、福井銀行)がデジタル化の開発・研究を協働で行うことを目的とした連携協定です。

以上