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「ぐんま医工連携活性化ファンド」による出資決定
2019年10月31日
群馬銀行(頭取 深井 彰彦)が、株式会社地域経済活性化支援機構(略称:REVIC、以下「機構」)、その運営子会社であるREVICキャピタル株式会社およびぐんぎんリース株式会社(2019年1月1日、ぐんぎんコンサルティング株式会社に地位譲渡)と共同で設立した「ぐんま医工連携活性化投資事業有限責任組合」(略称:ぐんま医工連携活性化ファンド、以下「本ファンド」)は、KOTOBUKI Medical株式会社の第三者割当増資を引受けることを決定いたしましたので、お知らせいたします。
本ファンドは、2014年11月17日に当行および機構を有限責任組合員として、医療産業の振興に資するものづくり企業を中心とした中堅・中小企業の支援を図る目的で設立され、2015年4月30日には、株式会社東和銀行、桐生信用金庫、あかぎ信用組合、群馬県信用組合が有限責任組合員として加入いたしました。
KOTOBUKI Medical株式会社は、手術トレーニング環境の充実を通じた医療技術の向上・発展のため医療従事者のトレーニング用模擬臓器を開発・製造する企業です。同社が開発する模擬臓器(製品名「VTT」:Versatile Training Tissue)は、こんにゃく粉を主原料としており、①臓器の再現性の高さ、②電気メス等のエネルギーデバイスを用いたトレーニングへ対応していること、③豚などの生体臓器との比較で衛生面や取扱いの利便性に優れることなどが特長です。当社は医師の手術前トレーニング、医療機器メーカーの製品安全性評価および安全使用の啓発活動におけるデモンストレーション等、幅広い分野での活用を企図しています。
本ファンドからの出資により、KOTOBUKI Medical株式会社は、設備投資や人材採用を積極的に行い、大学・研究機関との連携、ものづくり企業との業務提携等にも取組む予定です。
当行は今後も、本ファンドを通じて産学官金連携により、地域経済の活性化ならびに地方創生に貢献してまいります。
出資先概要
企業名 | KOTOBUKI Medical株式会社 |
代表者 | 高山 成一郎 |
所在地 | 埼玉県八潮市浮塚190番地2 |
設立 | 2018年11月 |
事業内容 | 医療関連機器の開発・製造・販売 |
出資額 | 3千万円 |
ファンド概要
名称 | ぐんま医工連携活性化投資事業有限責任組合 |
ファンド総額 | 8.6億円 |
組合員 | (株)群馬銀行 (株)東和銀行 桐生信用金庫 あかぎ信用組合 群馬県信用組合 (株)地域経済活性化支援機構 REVICキャピタル(株) ぐんぎんコンサルティング(株) |
設立日 | 2014年11月17日 |
存続期間 | 2023年12月31日まで |
業務運営者 | REVICキャピタル(株)、ぐんぎんコンサルティング(株) |
以上