「ぐんま医工連携活性化ファンド」による出資決定

2020年11月19日

群馬銀行(頭取 深井 彰彦)が、株式会社地域経済活性化支援機構(略称:REVIC、以下「機構」)らと共同で設立し、REVICキャピタル株式会社、およびぐんぎんコンサルティング株式会社が運営する「ぐんま医工連携活性化投資事業有限責任組合」(略称:ぐんま医工連携活性化ファンド、以下「本ファンド」)は、株式会社エム・ティー・スリー(以下「MT3」)の第三者割当増資を引受けることを決定いたしましたので、お知らせいたします。

MT3は、安全かつ効果的な治療薬の開発に取組んでおり、海洋生物由来の天然物から発見された、新しいタイプの動物向けがん放射線増感剤である「レブリチン」の事業化をめざしています。
一般的に、天然物由来の物質は大量製造できず、医薬品としての供給が困難ですが、MT3は、困難な条件をクリアして人工的に大量合成することに成功しました。
「レブリチン」は、がん組織内の血流量を増加させることによって、放射線の治療効果を上げることが確認されています。
本ファンドからの出資によりMT3は、「レブリチン」の事業化に向けた取組みを加速させるべく、研究開発、治験等を進めていく予定です。

当行は今後も、本ファンドを通じて、地域経済の活性化ならびに地方創生に貢献してまいります。

出資先概要

企業名 株式会社 エム・ティー・スリー
代表者 宮崎 年恭
所在地 東京都港区
創業 2018年1月
事業内容 医薬品の開発
出資額 5千万円

ファンド概要

名称 ぐんま医工連携活性化投資事業有限責任組合
ファンド総額 8.6億円
組合員 (株)群馬銀行
(株)東和銀行
桐生信用金庫
あかぎ信用組合
群馬県信用組合
(株)地域経済活性化支援機構
REVICキャピタル(株)
ぐんぎんコンサルティング(株)
設立日 2014年11月17日
存続期間 2023年12月31日まで
業務運営者 REVICキャピタル(株)、ぐんぎんコンサルティング(株)

以上