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桐生支店の建替えおよび桐生市との連携による地域創生の取組みについて
2018年10月15日
群馬銀行(頭取 齋藤 一雄)は、お客さまへのサービス向上の観点から桐生支店の建替えを行うとともに、「包括的連携・協力に関する協定」を締結する桐生市(市長 亀山 豊文)と連携し、地域創生をコンセプトとしたこれまでにない店舗づくりに取組みます。
新店舗は、地域の方々のご意見も参考に桐生の景観にふさわしいレンガ調を取入れた外観とし、前面道路に沿って広い駐車場とオープンスペースを設置します。
地域活性化に貢献するため、建替え後の桐生支店を起点として街なかに人が集い周遊する循環を作りたいと考えています。活性化策として、敷地内に当行店舗と庇でつながる別棟を建設し、桐生市に賃貸します。桐生市には、同建物内で観光振興業務や観光客向けの案内、地元物産の販売等を行う観光まちづくりの拠点施設として活用いただく予定です。加えて市内周遊の起点として低速電動コミュニティバス「MAYU(まゆ)」の停留所も設置予定です。オープンスペースは、桐生市や地域に貸与し、地域のイベント開催や物産・飲食販売、地元企業の新商品や技術を展示する場として活用していただくことを想定しています。イベントの際には駐車場の一角も開放することを予定しています。
また、産学官連携の観点から群馬大学発のベンチャー企業が開発した「ウッドチップブロック」や「ミスト付緑化ベンチ」を導入し、オープンスペースに設置します。
当行では、今後も積極的にお客さまのサービス向上と地域創生に取組んでまいります。
記
新店舗概要
実施時期(※) |
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所在地等 |
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設備等 |
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- 現店舗の営業を継続したまま隣地に新店舗を建設し、2019年8月に現店舗から新店舗に移転して営業を開始します。その後、現店舗の解体および桐生市の建物や駐車場、オープンスペースの整備を行い、2020年2月にグランドオープンします。
新店舗を活かした地域創生、産学官連携の取組み
地域貢献施設の設置 (桐生市観光施設) |
敷地内に当行店舗と庇でつながる別棟を建設し桐生市に賃貸します。桐生市には、同建物内で観光振興業務に加え、観光客向け案内、地元物産の販売等、観光による街づくりの拠点として活用いただく予定です。また、市内周遊の起点となるよう、周遊バス「MAYU」の停留所を設置予定です。桐生支店は、広い駐車場を備え、駅からも徒歩圏内です。また、桐生の中心市街地であり、重要伝統的建造物保存地区の入口部分でもあることから、桐生市と連携して街なかの賑わい創出に努め、地域の活力向上を図ります。 |
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オープンスペースの設置 | 観光案内所の設置に加え、中心市街地の賑わい創出をより強固に推進するため、前面道路に面した敷地の一部にオープンスペース(広場)を設けます。スペースを桐生市や地域、地元企業等に貸与することで、地域の事業者による物販、飲食の提供といったマーケットスペースとしての利用や、桐生市のイベント、地域のフリーマーケット、グルメイベント、音楽イベント、お祭りなどイベントスペースとしての利用を想定しています。桐生支店を起点に街なかに人が集い周遊する循環を作りたいと考えています。 |
庇(ひさし)の設置 | 建替え後は、道路に沿って駐車場を配置するため、新店舗と周辺の街並みとの一体感を失わないよう、新店舗から歩道まで庇を伸ばします。 庇の下にはベンチや地元情報等の展示コーナーを設置し、日常的に地域の方々の交流の場としてご利用いただくとともに、イベント時には雨よけ、日よけの空間となります。 |
レンガ調素材の導入 | 新店舗の外観について地域の方々から「桐生の景観に合った建物にして欲しい、レンガを素材として用いたらどうか。」というご意見を複数いただきました。 そこで、建物の外壁や駐車場の塀の一部にレンガ調の建材を用い、地域の景観との調和を図ります。 |
ミスト付樹木ベンチの設置 | 群馬大学の天谷賢児教授らが中心となって開発したベンチをオープンスペースに設置します。同製品は、樹木をベンチ付の大きなポットに入れて木陰を作り、さらにミストを噴射して屋外に涼しい空間をつくるもので、群馬県の森林組合や緑化協会の協力を得て開発されました。 |
ウッドチップブロックの導入 | 群馬大学の板橋英之教授が中心となって設立した大学発ベンチャー企業「株式会社グッドアイ」のウッドチップブロックを桐生支店のオープンスペースに設置します。同社が開発したウッドチップブロックは、廃材を用いた保水効果や除草効果等がある特殊なブロックで、桐生支店の旧店舗の廃材等を材料にする予定です。 |
新店舗の完成イメージ
- 店舗全景
- イベント実施時のイメージ
以上