ぐんま地域共創ファンドによる株式会社JOETSUの株式取得について
2022年10月4日
群馬銀行(頭取 深井 彰彦)は、100%出資子会社であるぐんま地域共創パートナーズ(代表取締役 鏡山 英男、以下「GRASP」)が運営するぐんま地域共創ファンド(以下、「当ファンド」)を通じ、株式会社JOETSU(代表取締役 関 智宏、以下「JOETSU」)の全株式を取得しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
銀行法改正※により、事業承継会社などに対する株式(議決権)保有規制が緩和されて以降、当行グループが地域のお取引先企業の全株式を取得するのは、本件が初めてとなります。
群馬銀行グループでは、今後も地域で活躍する企業の持続的な成長に向けて、安定的な事業・株式承継の支援に取組んでまいります。
記
株式取得の背景・目的
- JOETSUは、「企業様の思いをその先のお客様との接点において、最適な情報を最適なタイミングで提供することで企業様の課題を解決すること」を企業理念に、情報加工業という考えのもと、企業のマーケティングにおける多様な課題に対して、OfflineからOnlineまでを統合した総合的かつ高品質なサービスを提供しています。
- 当ファンドが、現在の株主さまから全株式を譲り受けることで、更なる成長や企業価値の向上、安定的な株式承継に向けてサポートを行うことになりました。
- 群馬銀行グループでは、JOETSUのこれまでの経営体制や経営方針を維持しつつ、永続的な発展に向けたサポートに取組むことで、地域の企業や公共団体などのデータ利活用、デジタルマーケティング促進など、地域のデジタル化や活性化に貢献してまいります。
JOETSUの会社概要
法人名 | 株式会社 JOETSU |
---|---|
代表者 | 代表取締役 関 智宏 |
所在地 | 群馬県前橋市大渡町2-2-1 |
事業概要 | プリントメディア・WEBを活用したマーケティング課題の解決、販売促進支援全般、プリントメディア・WEBサイト等の各種コンテンツの制作、一般商業印刷の設計・開発および製造 |
関係会社 |
|
以上
- ※銀行は他社の株式(議決権)を5%超保有することは原則として認められていません。2019年10月ならびに2021年11月の銀行法改正により、投資専門子会社を通じた出資であれば、事業承継会社や地域活性化事業会社などの株式(議決権)を100%(期間10年)取得することが可能となりました。
【参考】ファンド概要
名称 | ぐんま地域共創投資事業有限責任組合 |
---|---|
組合員 | ぐんま地域共創パートナーズ株式会社*、株式会社群馬銀行 |
ファンド総額 | 30億円 |
投資目的 | 事業承継、事業再生、ベンチャー等の支援 |
設立日 | 2021年3月 |
∗印は、ファンドの業務運営者(無限責任組合員)です。