株式会社ボルテックス向けグリーンローンへの参加について

2022年11月25日

群馬銀行(頭取 深井 彰彦)は、株式会社ボルテックス(代表取締役社長 兼 CEO:宮沢 文彦、以下「ボルテックス」)を借入人とするシンジケーション方式の「ちばぎんSDGsリーダーズローン※1(グリーンローン型)」(以下「本件」)に参加しました。本件は株式会社千葉銀行(頭取:米本 努)をアレンジャーとするタームローン契約です。なお本件は「TSUBASAアライアンス」※2を活用したシンジケートローン方式の取組みとなります。
ボルテックスは、日本に「1社でも多くの100年企業を創出するために」を理念に掲げ、東京都心部を中心に大阪や福岡など日本経済を牽引する主要都市の商業地にある中規模ビルをフロアごとに分譲する「区分所有オフィス®」を展開し、現在までに建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の評価を取得した実績は、都内を中心に31棟(2022年10月7日現在)に上っており、同事業を通じて環境や社会への配慮に努めています。今回調達した資金は、東京都新宿区で建設を進めている新築オフィスビル「VORT西新宿NEX」(環境に配慮した賃貸用オフィスビル)の建築に係る資金へ全額充当され、建築予定建物は環境認証を取得する予定です。優れた環境性能を有する環境不動産を建築することにより、CO2排出量の削減等、社会全体の環境改善に貢献していくことが見込まれ、持続可能な環境・社会の実現への貢献が期待されます。
当行は、本件への取組みを含め、SDGsの達成に資するお客さまの事業活動を支援するとともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

  1. ※1サステナビリティ経営を積極的に実践しようとする事業者さまが、事業規模や経営実態に合わせて有効な目標等を設定する融資制度。
  2. ※2千葉銀行、第四北越銀行、中国銀行、伊予銀行、東邦銀行、北洋銀行、武蔵野銀行、滋賀銀行、琉球銀行、群馬銀行の10行が参加する地銀広域連携の枠組み。

タームローン契約の概要

借入人 株式会社ボルテックス
契約締結日 2022年9月30日
組成金額 2,000百万円
アレンジャー兼
エージェント
千葉銀行
貸付人 群馬銀行、千葉銀行、第四北越銀行、中国銀行
資金使途 VORT西新宿NEXの建築に係る資金

以上

<参考>群馬銀行グループSDGs宣言(GB Sustainability Policy 2030)

私たちは、地域社会の発展を常に考えた事業活動の推進を通じて、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献し、持続可能な社会の実現と経済的価値の創造に努めてまいります。
本ニュースリリースの取組みは、同宣言における重点課題と取組方針に沿った活動となっております。

【SDGs】
2015年9月に国連で採択された、経済・社会・環境のあり方についての2030年までの世界共通目標。17のゴールと169のターゲットで構成。