オンサイトPPAを活用した当行店舗への太陽光発電設備設置について

2023年3月29日

群馬銀行(頭取 深井 彰彦)は、地域の脱炭素化実現に向けた取組みとして、かんとうYAWARAGIエネルギー株式会社(代表取締役社長 三村 挑嗣、以下「KYE」)とPPA契約を行い、当行高崎田町支店と第四北越銀行高崎支店による共同店舗の屋上に太陽光発電設備を設置することとしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
KYEは、当行の100%出資子会社であるぐんま地域共創パートナーズ株式会社(代表取締役社長 鏡山 英男)が運営するぐんま地域共創ファンドを通じ、地域の事業者とともに共同設立した地域発電会社です。
オンサイトPPAによる太陽光発電設備設置は、群馬県内の金融機関として初の取組みとなります。また、今回の契約は、KYEが手掛けるPPA事業の第1号案件となります。
今後、当行の他の店舗等においても、PPAによる太陽光発電設備設置を進めていく予定であり、当行の脱炭素化に向けて積極的に取組むとともに、地域の脱炭素化への貢献につなげてまいります。

  • PPA:Power Purchase Agreement(電力販売契約)の略。企業(電力需要家)の屋根や遊休地に発電事業者が無償で発電設備を設置し、発電した電気を企業が使用することで、需要家が発電設備を保有することなく再生可能エネルギー利用が実現できる仕組み。発電設備が需要家の敷地内(オンサイト)にあるスキームを、オンサイトPPAという。

目的・背景

当行は、脱炭素社会の実現や社会の持続的発展に貢献していくため、当行における温室効果ガス排出量削減目標を「2030年度 ネットゼロ」と設定し、再生可能エネルギーの活用や省エネ設備への更新等に取組んでおります。
2022年4月より、当行本店ビルの電力を再生可能エネルギー由来の電力に切り替え、本店ビルを電力使用に伴う温室効果ガス排出量実質ゼロの建物としております。
2023年4月からは、当行電算センターについても同様の取組みを行っていくとともに、本件のような再生可能エネルギー創出による取組みも進めていく予定です。

本件概要

発電事業者
(PPA事業者)
かんとうYAWARAGIエネルギー株式会社
電力供給開始 2023年10月(予定)
太陽光パネル容量 75.90kW(当該店舗の年間使用電力の約40%を発電)

スキーム図

スキーム図

以上