株式会社ナブアシストに対する「ぐんぎんSX支援ローン」の取組みについて
2025年7月14日
群馬銀行(頭取 深井 彰彦)は、5月30日(金)、株式会社ナブアシスト(群馬県前橋市、代表取締役 江口 大介、以下「当社」)に対し、ぐんぎんSX支援ローンを実行しましたのでお知らせします。
ぐんぎんSX支援ローンは、お客さまのSDGsやESG戦略に整合した取組目標であるサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下、「SPTs」)を設定し、その達成状況に応じて、金利が変動する仕組みの融資商品です。
サステナビリティ経営の高度化を目指すお客さまにとって、ESG評価、企業価値および企業イメージの向上効果が期待できます。
当社は、1975年に設立され、富士通系の地場大手システムディーラーとして成長を遂げてきました。業種別に自社パッケージシステム「Navisiaシリーズ」を展開し、全国に取引網を拡大しています。特に運送業界では、国土交通省の自動点呼実証実験で当社システムが唯一採用された実績などから、業界内での地位を確立しています。また、近年ではDX学校®※1前橋校の開校により顧客企業のIT人材育成などの支援を拡大し、成長を続けています。
システム業界に属する当社は、創造性に富んだ発想が競合他社との差別化につながると考えています。今回、社屋の建替えに際してABW※2の採用や仕切りの少ない自由な空間作りを意識し、新社屋を設計しました。また、事業の成長・発展において人的資本が最重要であるとの認識から、従業員の確保・定着率向上を図ることで、当社サービスの持続的な提供につなげていくことを目指しています。
本ぐんぎんSX支援ローンの利用を機に、年次有給休暇取得率の向上に取組むことで、より一層の労働環境改善、人的資本の最大化に向けての取組みを実施し、当社の成長や地域貢献につなげていきます。
本ぐんぎんSX支援ローンで設定する以下のSPTsは、当社の上記方針に資するものです。
SPTs: | 年次有給休暇取得率を2036/6月期までに71%以上とする。 |
当行は、今後も「環境・社会に配慮した投融資方針」に基づく投融資を通じ、環境や社会課題解決に向けた取組みを強化し、持続可能な社会の実現と経済的価値の創造に努めてまいります。
- ※1「DX学校®」は株式会社ディグナの登録商標です。
- ※2ABW:Activity Based Working(アクティビティ・ベースド・ワーキング)の略で、仕事の内容や目的に合わせて、働く場所や時間を選べる新しい働き方をいう。
以上