ローンについて

ローンの基本的な仕組みの説明です。

お金を借りたら、借りたお金(元金)を返すだけでなく、その使用料である「利息」を支払わなければなりません。
支払う利息額は、通常は以下の計算式で計算します。

利息額=元金額×金利(利率)×借入期間

利率の表示単位には、日歩(ひぶ)、月利(げつり)、年利(ねんり)があります。

日歩
現金100円に対する1日あたりの利息の額で、○銭○厘(あるいは○.○銭)と表します。銭は円の100分の1、厘は銭の10分の1です。
月利
元金に対する1か月あたりの利息の割合を示したもので、%で表します。つまり、利息計算の単位を1か月として計算するものです。
年利(年利率)
元金に対する1年間の利息の割合を示したもので、%で表します。つまり、利息計算の単位を1年として計算するものです。

利率を考える場合の基本は年利です。銀行では基本的に全ての利率を年利で表示しています。日歩や月利で表されている場合は、年利に換算しないと正確な比較ができないので、注意しましょう。

分割返済(毎月分割して少しずつ返済)の場合には、もう一つ注意点があります。利息額の計算は、元金×利率×借入期間となりますが、分割返済の場合には、この元金は毎回の返済によって減っていきます。 したがって、正確には「利息額=借入残高×利率×借入期間」となります。このように借入残高を基準として利息を計算する方法を「残債方式」といい、この方式で利息を計算することを前提として表示された年利率を「実質年率」といいます。

これに対して、当初借入れた元金が減少しないと仮定して利息を計算する方法を「アドオン方式」といい、この方式で利息を計算することを前提として表示された金利を「アドオン金利」といいます。 アドオン金利には、毎月返済額や返済総額が簡単に計算できるという利点がありますが、預金などの金利と比べて金利がかなり低いかのように誤解しやすいという問題があるため、アドオン金利を表示する場合には、実質年率を併記しなければならないことになっています。