ローン入門

ローンについて

ローンの基本的な仕組みの説明です。

借入金の返済方法には、大きく分けると一括返済と分割返済があります。分割返済には、元金(がんきん)均等返済、元利(がんり)均等返済、逓増(ていぞう)型、逓減(ていげん)型、随時(ずいじ)返済などがあり、返済のサイクルにも、年賦(ねんぷ)、半年賦(はんねんぷ)、月賦(げっぷ)などがあります。これらの組合わせで返済方法が決められますが、個人の方が利用するローンについては、通常「元利均等返済」が使われます。
個人の方のお借入れは、通常、毎月ご返済(月賦)いただきますが、その返済額には元金と利息が含まれています。この返済元金の金額を毎月同額とし、お借入残高に対する1か月分の利息を同時にお支払いいただくのが「元金均等返済」です。この場合、残高が多い最初の頃のお利息の額が高額になり、当初の返済負担が大きいというデメリットがあります。

元金均等返済のイメージ

そこで、元金とお利息の額が毎月同じになるように計算した返済方法が「元利均等返済」です。この場合、最初の頃は利息額が多く、元金の返済が少ないため、元金均等返済よりも返済総額が多くなるというデメリットがあります。一方、最初から最後まで返済額が一定で、返済計画が立てやすく、また最初の頃の返済額が元金均等に比べて低くなるので過大な負担がかからないなどのメリットがあります。

元金均等返済のイメージ

元利均等返済の返済額は、コンピューター等により計算しますが、お借入れの金額・利率・期間がわかれば、ホームページの「ローンシミュレーション」で計算することができます。

ローンシミュレーション

「月々の返済額は?」「いくらぐらいまで借りられるの?」などの疑問を解決!