第三者によるワンタイムパスワードの「なりすまし」登録にご注意ください

平成28年12月30日

一部金融機関において、お客さまのパソコンがウィルスに感染したことなどを原因として、第三者が正当なインターネットバンキング契約者になりすまして、ワンタイムパスワードを登録し、不正送金する事件が発生しています。

当行は、平成28年10月31日より振込および民間企業宛てのペイジー払込のお取引をワンタイムパスワードのご利用者に限らせていただいておりますが、ワンタイムパスワードを利用されていないお客さまがインターネットバンキングの本人認証項目(※)をすべて盗まれた場合、第三者にワンタイムパスワードを「なりすまし」登録されて、不正送金される可能性があります。

  • 契約者番号、ログインパスワード、暗証番号、取引確認番号

ワンタイムパスワードをご利用いただいていないお客さまは、速やかにワンタイムパスワードを利用いただくとともに、お使いのパソコン等に必ずウィルス対策ソフトを利用して、契約者番号やパスワード等が盗まれないように対策していただきますようお願いします。

他の金融機関において発生した事件の概要

  • 発生原因
    • 被害者のパソコンがウィルスに感染し、ログインIDやパスワード等が盗まれてしまった。
    • フィッシングメールにより「にせ画面」に誘導されて、ログインIDやパスワード等を入力してしまった。
    • ログインIDやパスワード等をクラウドサービス等に保存していたが、クラウドサービス等に不正にログインされてログインID等が盗まれてしまった。
  • 犯行の手口
    1. 1犯罪者は、ウィルスやフィッシングにより不正に入手したログインIDやパスワードを利用して、インターネットバンキングにログインする。
    2. 2ワンタイムパスワード(ソフトウェアトークン)の利用申込を行い、犯罪者自身の携帯電話やスマートフォンにワンタイムパスワードを設定する。
    3. 3ワンタイムパスワードを利用して、インターネットバンキングで不正送金を行う。

被害を防ぐための注意事項

当行のインターネットバンキングをご利用のお客さまは、不正送金被害を防ぐために以下の点にご注意ください。

  • ワンタイムパスワードをご利用ください。
    ワンタイムパスワードは、お一人につき一件のみ利用が可能です。正当な契約者がワンタイムパスワードを利用することで第三者による「なりすまし」登録を防ぐことができます。
  • パソコン等の基本ソフト(OS)やブラウザ等は、常に最新の状態に更新してください。
    最新ではないOSやブラウザ等を利用した場合、ウィルスに感染するリスクが高まります。
    なお、メーカーのサポート期限が切れているOSやブラウザ等は絶対に利用しないでください。
  • セキュリティソフトをご利用ください。
    当行のインターネットバンキングログイン画面を装う「にせ画面」を表示するウィルスが確認されています。お使いのパソコン等には、必ずセキュリティソフトを導入し、最新の状態に更新のうえ常時稼働させてください。また、定期的にウィルスチェックを実施してください。
    なお、当行が提供するパソコン向けウィルス対策ソフト「サート ネチズン」も合わせてご利用することで、第三者に不正利用されるリスクが低くなります。


お問合わせ

<GBダイレクト>インターネットバンキング サポートデスク

0120-80-8689

  • ご照会内容によっては、当日中に回答できない場合があります。
  • 受付時間 平日 9:00~20:00
    ただし、利用停止については、土・日・祝休日・12/31~1/3および上記以外の時間帯も受付けています。