これからはじめる資産形成

普通預金や定期預金だけじゃない!賢い人の銀行活用術


毎月の給料の受取や貯蓄、住宅ローンの引落しなどで誰もが利用する銀行口座。メインバンクの口座ひとつのみの人もいれば、ひとりで複数の口座を持っているという人もいるでしょう。
最近はインターネットでも新規口座開設ができますし、金融機関だけでなくコンビニエンスストアにもATMがあり、現金を引出したいときは気軽に利用できます。
このように、私たちの生活に欠かせない銀行のサービスですが、お金を預けたり、引出したりするだけではありません。中にはうまく銀行を活用してお金を貯めている人がいます。では、どのように活用しているのでしょうか?今回は銀行の活用方法をお教えします。

お金をうまく貯めている人の特徴とは?

うまくお金を貯めている人の多くに以下の特徴があります。

  • 先取り貯金をしている
  • 目的別に口座を分けている(「生活費のための普通預金、貯蓄のための定期預金」など)

では、この特徴を順に説明していきましょう。
まずは「先取り貯金をしている」ですが、ここで質問。
あなたは、毎月どのように貯金していますか?

  1. 1月末に余った分を貯金する
  2. 2お給料が出たら使う前に金額を決めて貯金する

結論から言うと、②を選択している人の方がお金は貯まりやすいです。
理由は簡単で、①のように余った分を貯金にまわそうと思っても「今月は余ったから少しぐらい贅沢してもいいかな」などとお金を使う口実を作りやすく、無駄遣いが増える傾向があるからです。
一方、②では先に貯金する分を分ける必要があるので「残った分でやりくりしよう」と出費にブレーキをかけられます。

次の特徴である「目的別に口座を分ける」ですが、こちらの方法は、生活費用口座と、貯蓄・緊急予備資金等の口座を分けるのがおすすめです。

  • 生活費用口座

    公共料金、クレジットカードや家賃の引落としなど、普段の生活に使うお金を入れておく口座です。この口座はお金を貯める目的ではなく、入出金のために使います。普通預金口座が向いています。

  • 貯畜口座

    前述の先取り貯金をする場合は、別の口座に預けておくと良いでしょう。定期預金口座や、ときには証券口座の利用を検討してもよいと思います。
    どの程度の金額を先取り貯金すれば良いかは、ライフプランニングなどで方針を明確にしておくとより効果を発揮します。ここでは1年や2年という期間ではなく、3年以上の中長期で貯めたり、利息分を増やしたりしていくようにしましょう。
    また、中長期で考えるのであれば、簡単に引出せないように工夫しておくのも重要です。具体的には、iDeCoやNISAなどをこちらの口座に紐付けしておくと、お金を増やせる可能性が高まります。

  • 緊急予備資金口座

    不測の事態に陥ったとき、貯蓄をとり崩さなくてもいいように、予備資金を準備しておくことも大切です。
    例えば、医療費、税金、車の修理費や家電の買替えなど、まとまった資金の支払いに備える口座だと考えるといいでしょう。このような事態はいつ発生するかわからないため、できる限り預金や現金で置いておくのが望ましいです。

このように、まずは上記の方法で上手くお金を貯めていきましょう。
そして、お金を貯めること以外にも、銀行にはさまざまなサービスがあります。

銀行でできることは預金だけじゃない

銀行で取扱っているサービスを知ることは、銀行を賢く活用するための第一歩です。
それでは、どのようなサービスがあるのか解説します。

1.資産運用等

近年はNISAなどの制度も整備され、少しずつ預金以外での資産運用が馴染みのあるものになっていますが、銀行でも相談が可能です。日本は長い間「低金利時代」が続いており、お金を預けていても、なかなか増えない状況になっているのが現状。そのようなときにどうすればいいか、お金のプロフェッショナルが相談に乗ってくれます。

2.生命保険販売

実は、保険も銀行で加入することができます。
銀行の場合、複数の保険会社の商品を取扱っていることが多いため、複数の商品をまとめて比較することができ、豊富な種類の中から自分に合った商品を見つけることができます。

3.相続対策

「そろそろ相続のことを……」と思ったとき、誰に相談しますか?
いきなり弁護士等の専門家に相談するのは、ハードルが高いと思う人も少なくないでしょう。
そのような場合は、銀行に相談してみるのもひとつの手です。
実は、銀行では、遺言信託や生命保険など、相続に備えた商品・サービスも豊富に取扱っています。

4.お金を借りる

住宅やマイカーの購入資金、教育資金など、ライフステージにおいて大きなお金が必要になるケースがあります。また、企業を経営している人、フリーランスとして活動している人などは、事業用の借入が必要になるケースもあります。

5.ライフプランニングの相談

ライフプランの作成や相談も可能です。
作成したライフプランに合わせて、預金の他、投資信託、積立、保険など多様な商品から、ご自身に適した商品を選ぶことができます。

このように、銀行は金融に関する幅広いサービスを提供しています。

銀行は気軽に相談できる「パートナー」

人生のどんなステージにおいても、生きていくうえでお金は切離せない存在です。
一方で、投資商品や保険、ローンといった金融商品は仕組みも複雑で難しいもの。ですから、まずは専門家に聞いてみることが大切です。お金について考える機会があったら、ぜひ相談してみてください。銀行を良き「パートナー」として、人生がより豊かになるようにしていきましょう。

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