これからはじめる資産形成

第1回群馬県民一斉調査!NISAを活用している人はどれくらいいる?みなさんが取組む資産形成は…


人生100年時代、老後も充実した人生を送るために早い段階から資産形成をすることが重要になってきています。
そんな資産形成を支援してくれるお得な制度「NISA」をみなさんご存じですか? 2024年の1月にNISAの制度が生まれ変わったこともあり、テレビや新聞で目にした人も多くいらっしゃるでしょう。
しかしみなさん、NISAのことをどれほど理解できていますか?「NISAは自分には関係ないだろう…」そう思っている人もいるかもしれませんが、正しく理解して上手に活用すれば、今よりもっと豊かで充実した生活を送ることも可能です。

この記事では、群馬銀行が群馬県内に住む方にアンケート調査を行った結果をもとに、どのくらいの人が資産形成に取組んでいるのか、また最近話題のNISAを始めている人がどのくらいいるのかを解説します。

みんな「資産形成」しているの?

人生100年時代と言われる現代、充実したセカンドライフを過ごすために資産形成に取組みたいと考える人も多いのではないでしょうか。

資産形成とひと口に言っても、預金や株式投資、保険や投資信託など数多くの方法があります。そこで今回は群馬県内在住の方に、資産形成に関するアンケート調査を行いました。どれだけの人が資産形成に取組んでいるのか、実際に見ていきましょう。

将来に向けて取組んでいる資産形成は?

将来に向けて資産形成に取組んでいますか?
(複数回答可)
調査期間 : 2024年2月21日~2月23日
調査対象 : 群馬県在住 18歳以上の男女(n=210)

調査の結果、資産形成に取組んでいる人は全体の約75%で、4人に3人がいずれかの方法で資産形成に取組んでいることがわかりました。そのうち、もっとも多い方法は円預金による貯蓄で、約44%とおよそ半数にのぼります。

円預金以外では投資信託、貯金箱などによる現金の貯金、保険、株式の順に多い結果でした。投資信託で資産形成している人は約24%で、およそ4人に1人が取組んでいます。


円預金や現金での貯蓄は、毎月定額で貯蓄したり、ボーナスを貯蓄したり、もっともメジャーで手軽な方法です。さらに、貯めた金額よりも減ってしまう元本割れのリスクがないこともメリットと言えます。

しかし、近年の預金利息はかなり低く、リスクが少ない代わりにリターンもほとんどない方法だと言えます。

一方で、投資信託や保険、株式などで資産形成を行なっている人も多くいるという結果になりました。これらの方法は元本割れのリスクがありますが、その分預貯金よりも高いリターンが期待できます。そのため、セカンドライフの準備として、長い期間をかけてより資産を増やしていきたいと考える人におすすめの方法です。

また、円預金のみなど1つの金融商品だけではなく、円預金と投資信託など複数の金融商品で資産形成する人も多くいました。

全財産を投資信託や保険、株式などの投資商品で運用するのはリスクが大きいため、運用手段は分散することが大切です。例えば、運用している投資信託や株式などの価額が下がっているときにまとまった資金が必要となってしまうと、損を承知で売却しなければなりません。複数の金融商品で資産形成することで、投資信託や株式などの価額が下がっているときは円預金からお金を使い、投資信託や株式などは継続して運用し回復を待つことができます。

資産形成とひと口に言っても、個々人によって目標とする期間や金額は次のようにまったく異なります。

  • 自動車買い替えのために、3年後までに200万円貯めたい
  • 10年後の家のリフォームのために300万円貯めたい
  • 20年以上先のセカンドライフのために3,000万円貯めたい
Point

目標と期間を定めて、自身の目的にあった資産形成の方法を選ぶことが大切です。

群馬県民はどれだけNISAを活用している?

投資信託や株式などを利用して、長期での資産形成を後押しするのがNISA制度です。2024年1月に制度が新しくなり、投資信託や株式などを非課税で運用できるNISAに大きな注目が集まっています。

金融庁の最新の調査結果では、NISA口座の開設数が2023年9月末から12月末までの3カ月間で100万口座を超えています(※1)。証券総合口座の開設数が2023年9月から2024年2月の約6カ月で、100万口座を突破した証券会社もありました。

NISAとは、株式の配当金や金融商品の値上がり益等にかかる税金が非課税となる制度です。通常の投資では株式・投資信託などの値上がり益や、受取った配当金に対して約20%の税金がかかります。例えば20万円で購入した投資信託を30万円で売却した場合、利益が出た10万円に対して約20%の税金がかかり、実際に受取れる金額は約8万円です。NISA口座を利用した場合は非課税となるため、運用益の10万円をそのまま受取れます。

メディアにも多く取り上げられ、注目が集まるNISAについて、群馬県内に住む人のうちどれだけの人が知っていて、実際にどれだけ活用しているのかを調査しました。

「NISA」知ってる?

NISAを知っていますか?
調査期間 : 2024年2月21日~2月23日
調査対象 : 群馬県在住 18歳以上の男女(n=210)

こちらの結果から、NISAを知っている人は全体の約94%を占めることがわかります。2024年に制度が新しくなってから、NISAの認知度はさらに高まっています。実際にNISAを活用して資産形成している人は、回答者全体の約32%で、約3人に1人はNISAで投資を始めています。

NISAに限らず何らかの方法で資産形成していると答えた157人のうち、NISAを活用して資産形成している人は68人です。そのため資産形成している約半数近くにのぼる約43%の人が、NISAを使いながら資産形成していることがわかりました。

Point

資産形成に取組んでいる人の多くが、「NISA」を上手に活用しているようです。

まとめ

群馬県在住の方に資産形成に関する調査を行った結果、210名のうち75%が、円預金や現金による貯蓄、投資信託、保険、株式などの方法で資産形成に取組んでいることがわかりました。
円預金はリスクがほとんどない代わりに、リターンもほとんどありません。一方で、投資信託や株式などの金融商品は元本割れリスクがある代わりにリターンも見込めます。いつまでにいくらの資産形成したいのか、目的と期間に合わせて複数の方法で資産形成するのがおすすめです。

また、資産形成をしている人のうちNISAを活用している人は約43%と、半数近くが利用していました。NISAなら投資信託や株式などの値上がり益や配当金を非課税で受け取れるため、投資を始めたい人にはぜひ利用してもらいたい制度です。少額から始められるため、投資をこれから始める人にも始めやすいでしょう。

群馬銀行のホームページでは、投資が初めての人にもわかりやすいよう、NISAのポイントについて丁寧に解説しています。少しでもNISAに興味を持った人や、NISAの制度について改めておさらいしたい人は、ぜひご覧ください。

さらに、もっと詳しく話を聞いてみたい、さっそく購入してみたいけど専門家に相談してからがいい、そんなときは、お気軽にお近くの群馬銀行本支店窓口や、個人相談プラザへご相談ください。

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