アライアンスの取組み
群馬銀行グループは、全国の地方銀行10行による広域連携「TSUBASAアライアンス」や、2行間での「群馬・第四北越アライアンス」「りょうもう地域活性化パートナーシップ」のほか、デジタル分野での協業を目的とした「フィンクロス・パートナーシップ」などの連携に取組んでいます。外部の力を活用し、当行グループの「つなぐ」力を強化してまいります
TSUBASAアライアンス
当行は、全国各地のトップバンク10行による広域連携「TSUBASAアライアンス」に2020年から参加しています。TSUBASAアライアンスの目的は、参加行に共通する課題に協働で取組むことで、トップライン向上とコスト削減を図りながら、「地域の持続的な成長」と「金融システムの高度化」を目指すことです。合併や経営統合とは一線を画し、各行の独自性を尊重しながら、幅広い分野で協業を行っています。
参加行
- 各種ファイナンスの共同組成
- 事務・システムの共同化
- お客さま同士のマッチング
- お客さま向けセミナーの共同開催
- 役職員を対象とした研修の共同実施
群馬・第四北越アライアンス
2021年12月、第四北越銀行と「群馬・第四北越アライアンス」を締結しました。本アライアンスの目的は、営業エリアが隣接し合う地理的特性を活かし、両行が連携して地方創生に取組むことで、群馬・新潟両県の持続的な成長を図っていくことです。
- 両県の観光・物産振興や地域活性化に向けた連携
- 両行の顧客基盤を活かした事業承継、M&A、ビジネスマッチング
- 両行グループにおけるノウハウの相互活用・連携
- 両行が保有する店舗などの共同利用
りょうもう地域活性化パートナーシップ
2022年1月、足利銀行と「りょうもう地域活性化パートナーシップ」を締結しました。本パートナーシップの目的は、両毛地区(群馬県南東部・栃木県南西部)を中心とした両行の重複エリアにおいて「産業活性化・課題解決」「お客さまサービス向上」に向け協力することで、これまで以上に地域に貢献することです。
- シンジケートローンやサステナブルファイナンス等での連携
- 両行の投資専門子会社等の活用による地域企業の成長・経営改善・事業再生・業態転換等の支援
- 事業承継やM&A支援などの本業支援における連携
フィンクロス・パートナーシップ
金融のデジタル化に向けた開発・研究を協働で推進していくため、2018年に地銀7行で連携協定を締結し、株式会社フィンクロス・デジタルを設立しました(現在は8行)。
8行がリソースを按分しながら協働で開発を行い、これまでに当行はAIを活用した「金融商品レコメンドシステム」や「銀行内デジタル文書検索システム」等を導入しています。