東洋製罐グループホールディングス株式会社向けサステナビリティ・リンク・ローンの取組みについて

2022年12月26日

群馬銀行(頭取 深井 彰彦)は、東洋製罐グループホールディングス株式会社(代表取締役社長 大塚 一男)を借入人として、サステナビリティ・リンク・ローン(以下、「SLL」)を契約しましたのでお知らせします。

SLLは、借り手のサステナビリティ戦略と整合したサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下、「SPTs」)を設定し、貸付条件とSPTsに対する借り手のパフォーマンスとを連携させ、SPTs達成への動機づけを与えることで、環境的・社会的に持続可能な経済活動および経済成長の促進を目指すものです。

東洋製罐グループは、「常に新しい価値を創造し、持続可能な社会の実現を希求して、人類の幸福に貢献します。」を経営理念に掲げ、持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年の定量的、定性的な経営目標である「中長期経営目標2030」を制定し、2050年カーボンニュートラルの実現を目指した活動を推進しています。

本SLLで設定する以下のSPTsを達成することは、東洋製罐グループのマテリアリティ(重要課題)である「環境への貢献」に資するものです。また、本件では、SPTs達成への動機付けとして、SPTsの達成度合いに応じて金利条件が連動する貸出条件が設定されています。

SPTs :  東洋製罐グループ全体のScope1+Scope2におけるCO2排出量を毎年度4.5%の削減(2019年度比)

本SLLは、国際金融業界団体のLMA(Loan Market Association)、LSTA(Loan Syndications and Trading Association)およびAPLMA(Asia Pacific Loan Market Association)にて策定された「サステナビリティ・リンク・ローン原則(2021年5月改定)」および環境省にて策定された「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン(2022年版)」への準拠性と設定した目標の合理性について、第三者機関である株式会社格付投資情報センター(R&I)から「セカンドオピニオン」を取得しています。

以上

<参考>群馬銀行グループSDGs宣言(GB Sustainability Policy 2030)

私たちは、地域社会の発展を常に考えた事業活動の推進を通じて、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献し、持続可能な社会の実現と経済的価値の創造に努めてまいります。
本ニュースリリースの取組みは、同宣言における重点課題と取組方針に沿った活動となっております。

【SDGs】
2015年9月に国連で採択された、経済・社会・環境のあり方についての2030年までの世界共通目標。17のゴールと169のターゲットで構成。