ストラクチャードファイナンスの取組状況について

2023年5月29日

群馬銀行(頭取 深井 彰彦)は、高度な金融技術を活用したストラクチャードファイナンスに積極的に取組んでいます。特にSDGsに資する再生可能エネルギー関連融資を中心に取組み、2023年3月末の貸出残高は647億円(前期末比215%)となりました。内訳では再生可能エネルギー関連が約4割で最も多く、海外プロジェクトファイナンス、不動産ノンリコースローンが続きます。
再生可能エネルギー関連融資(契約額)の内訳は、種類別では太陽光関連が最も多く、バイオマス、陸上風力、洋上風力が続きます。地域別では群馬県内だけでなく全国各地の案件に取組んでいます。
また2023年4月の組織改定により、スペシャライズドファイナンス部をストラクチャードファイナンスに特化させ、高度金融に対応できる人材育成・ノウハウ蓄積を見据えた推進体制の構築を図っています。当行は今後も多様なファイナンススキームを通じて、お客さまに最適な金融ソリューションを提供してまいります。

ストラクチャードファイナンス

残高推移
内訳(残高)

再生可能エネルギー関連融資内訳

(契約額/2023年3月末現在)

再生可能エネルギー関連融資内訳
再生可能エネルギー関連融資内訳

〈略称の説明〉

  PF : プロジェクトファイナンスの略称。特定のプロジェクトに対して融資を行い、そこから創出されるキャッシュフローを返済原資とする融資手法。
  不動産NR : 不動産ノンリコースローンの略称。オフィスビルやホテル等の不動産事業に対して融資を行い、そこから創出されるキャッシュフローを返済原資とする融資手法。
  LBO : レバレッジド・バイアウトの略称。M&Aの形態のひとつで、借入金を活用した企業・事業買収のこと。

以上