事業承継支援の取組状況について
2024年5月30日
群馬銀行(頭取 深井 彰彦)では、地域企業の事業承継に係る経営課題の解決支援を重要な施策と位置づけ、その支援に積極的に取組んでいます。
前中期経営計画では、事業承継支援先数を計数目標に掲げ、3年間(2019年4月から2022年3月)で約7,000先に対し自社株評価に対するプレゼンテーションを行いました。現中期経営計画期間中の3年間(2022年4月から2025年3月)では、プレゼンテーションを実施した取引先に対し、課題解決に向けた提案を行い、その具現化を図っています。
現中期経営計画期間中の事業承継課題解決件数の目標を600件と設定していますが、「つなぐプロセス」※1を起点に把握したお客さまのニーズへの対応を進め、2022年4月から2024年3月の課題解決件数は774件となり、目標を1年前倒しで達成しました。具体的なソリューションとしては、お客さまのニーズを捉え、M&Aは104件、法人向け事業保険は99件、ビジネスマッチングは134件まで取引の裾野を拡大しています。※2
当行では今後も「つなぐプロセス」を活用したソリューション提案を継続するとともに、グループ会社のリソースも活用し「フルスペックのアプローチ」※3での対応を進めることで、地域企業の経営課題解決支援の取組をより一層強化していきます。
記
目標 (累計) |
2022年度実績 (2022年4月~ 2023年3月) |
2023年度実績 (2023年4月~ 2024年3月) |
累計実績 (2年間) |
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事業承継課題解決件数推移 | 600 | 330 | 444 | 774 |
【事業承継課題解決件数】(単位:件)

- ※1「つなぐプロセス」 …
お客さまとの対話から始まり、ゴール・ニーズの共有、お客さまへの的確なソリューション提案までの一連の営業活動のこと。 - ※2【事業承継で取引が拡大した項目】
(単位:件)
- ※3フルスペックのアプローチ
以上