デジタル人材の育成の強化について

2024年7月26日

群馬銀行(頭取 深井 彰彦)は、パーパス「私たちは『つなぐ』力で 地域の未来をつむぎます」の実現に向け、人材戦略「創造力発揮に向けた人材改革」の一環として、デジタル人材の育成強化に取組みますので、下記のとおりお知らせいたします。

背景・目的

昨今の急速なITの進展や、あらゆる業界でITを活用したさまざまな新商品やサービスの登場により、お客さまの課題やニーズは絶えず変化しています。そのため、当行においても商品・サービスや業務プロセス、組織風土などを、ITを活用して変革することが急務となっています。
今般、当行では人的資本の充実に向けた取組み強化の一環として、ITの活用により変革に取組む人材(=デジタル人材)の認定制度を新設するとともに、育成に向けてさまざまな施策を実施いたします。
デジタル人材の育成を通じて、顧客・地域のDX支援や行内の業務改革、ITを活用した商品・サービスの開発などの各種施策の実行を加速させることで「つなぐ」力を強化し、地域社会の発展に貢献してまいります。

デジタル人材の役割と認定条件

  • 2024年6月末の合格者数:1,272名

デジタル人材の目標人数

次期中計最終年度(2027年度)にかけてデジタルコア人材30名、デジタルミドル人材300名、デジタルベース人材1,500名の育成を目標とします。

デジタル人材の育成の主な施策

施策 概要
デジタル人材の認定制度の導入
(コンピテンシー評価の新設)
  • 認定条件を満たした行員をデジタル人材として認定する制度。
  • 認定条件は所定の資格取得や、コンピテンシー評価による行動基準の評価等がある。
IT関連資格の取得補助の拡充
  • 情報処理技術者の他、統計やAI関連の資格取得者に対して、受験料の補助を行う。
行内外研修の拡充
  • システム開発や業務改革等のプロジェクトを牽引するためのスキルや、データ分析等のスキルを学ぶ研修を実施する。
行外派遣の実施
  • 大学院や企業に行員を派遣し、研究や実際の業務を通じて高度な知識やスキルを習得する。
動画コンテンツの拡充
  • 行員向けオンライン学習プラットフォーム「キャリア∞ラボ」にUdemyとSchoo等を連携し、いつでもどこでも学べる環境を整える。

対応するSDGs

目標8.全行員を対象としたデジタル人材育成による働きがい向上

目標9.デジタル技術を活用した「つなぐ」力の強化、地域社会の発展

以上