株式会社熊谷組に対する「ぐんぎんSLL」の取組みについて

2024年10月15日

群馬銀行(頭取 深井 彰彦)は、9月30日(月)、株式会社熊谷組(東京都新宿区、代表取締役 上田 真、以下「当社」)に対し、ぐんぎんSLLを実行しましたのでお知らせします。

ぐんぎんSLLは、お客さまのSDGsやESG戦略に整合した取組目標であるサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下、「SPTs」)を設定し、その達成状況に応じて、金利が変動する仕組みの融資商品です。
サステナビリティ経営の高度化を目指すお客さまにとって、ESG評価、企業価値および企業イメージの向上効果が期待できます。

当社グループは、長期的な成長を実現し、かつ持続可能な社会の形成に貢献していくため、2017年11月より「ESGの視点を取り入れた経営の強化」に取組んでいます。また、2019年4月より「ESG取組方針」を策定し、長期的に事業を展開する上での「重要課題」を抽出し、関連するSDGsの目標を明確化しています。2024年5月に発表した中期経営計画(2024~2026年度)においては、ESG取組方針に即したKPIの一つとして「2030年3月までにScope1+2におけるCO2排出量を2019年度比42%削減」を設定しました。
当社は、2010年に環境大臣が認定する「エコ・ファースト制度」の外部認証をゼネコンで初めて取得するなど、環境課題が事業に与えるインパクトをかねてより認識し、継続的にESGの取組みを進めています。主要な非財務目標に対して評価指標・数値目標を掲げるなど、環境課題への積極的な取組みによりサステナブルな社会の実現に寄与し、企業価値を向上させていく考えです。
今回、本ぐんぎんSLLで設定する以下のSPTsは、当社の上記方針に資するものです。

SPTs: Scope1+2におけるCO2排出量を2020/3月期を基準に毎期4.2%削減する。

当行は、今後も「環境・社会に配慮した投融資方針」に基づく投融資を通じ、環境や社会課題解決に向けた取組みを強化し、持続可能な社会の実現と経済的価値の創造に努めてまいります。

以上