地方銀行として初 株式会社竹中工務店に対する「ポジティブインパクトファイナンス」の取組みについて

2024年12月20日

群馬銀行(頭取 深井 彰彦)は、12月20日(金)、株式会社竹中工務店(大阪府大阪市、取締役社長 佐々木 正人、以下「当社」)に対し、ポジティブインパクトファイナンス(以下、「PIF」)を実行しましたのでお知らせします。当社へのPIFの実行は、地方銀行として初めてとなります。

PIFは、企業活動が経済・環境・社会の3つの側面にもたらすインパクトを包括的に分析、評価し、ポジティブな影響の増大およびネガティブな影響の低減を支援する融資手法です。金融機関は、お客さまの事業活動を分析し、達成すべき業績評価指標(KPI)の設定と施策の策定を支援するとともに、達成状況を継続的にモニタリングします。
サステナビリティ経営の高度化を目指すお客さまにとって、ESG評価、企業価値および企業イメージの向上効果が期待できます。

当社は経営理念「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」ことを使命とし、ステークホルダーとの対話を深め、その想いを「まちづくり」を通してかたちにし、未来のサステナブル社会へつないでいきます。当社はこれからもサステナブル社会の実現に向け、社会とお客さまの期待にお応えできるよう、弛まず歩み続けていきます。
今回、当行は、本PIFで当社のサステナビリティにおける重点課題を踏まえ、別紙[PDF:217KB]のテーマを定性的、定量的に評価しました。

本PIFおよび群馬銀行のPIF実施体制について、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、国連環境計画金融イニシアティブのポジティブ・インパクト金融原則に適合していることの第三者意見を取得しています。

当行は、今後も「環境・社会に配慮した投融資方針」に基づく投融資を通じ、環境や社会課題解決に向けた取組みを強化し、持続可能な社会の実現と経済的価値の創造に努めてまいります。

以上