株式会社荻野商店に対する「ぐんぎんSLL」の取組みについて

2025年4月11日

群馬銀行(頭取 深井 彰彦)は、3月31日(月)、株式会社荻野商店(群馬県甘楽郡下仁田町、代表取締役 荻野 匡司、以下「当社」)に対し、ぐんぎんSLLを実行しましたのでお知らせします。

ぐんぎんSLLは、お客さまのSDGsやESG戦略に整合した取組目標であるサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下、「SPTs」)を設定し、その達成状況に応じて、金利が変動する仕組みの融資商品です。
サステナビリティ経営の高度化を目指すお客さまにとって、ESG評価、企業価値および企業イメージの向上効果が期待できます。

当社は、甘楽郡下仁田町に本社・工場を置く業歴100年を超えるこんにゃく精粉業者です。
こんにゃく芋は、群馬県の生産量が全国の90%以上を占める、群馬県の主要作物です。当社では、こんにゃく芋を様々な加工に適した「こんにゃく粉」として、精粉し、販売しています。
こんにゃく粉は、水産資源や畜産資源の代替として活用が可能であり、カロリーダウンを目的とした食品や介護食など、健康・福祉分野での利用も期待されています。当社は、社会全体の持続可能性に貢献するため、引続き価値ある製品の提供に努めていきます。

今般、本ぐんぎんSLL導入を機に、年次有給休暇取得率向上に向けた各種取組みを通じて、従業員の福利厚生の充実や働きやすい職場環境の整備に努めていきます。
本ぐんぎんSLLで設定する以下のSPTsは、当社の上記方針に資するものです。

SPTs: 2026/3月期以降、年次有給休暇取得率を84%以上に維持する

当行は、今後も「環境・社会に配慮した投融資方針」に基づく投融資を通じ、環境や社会課題解決に向けた取組みを強化し、持続可能な社会の実現と経済的価値の創造に努めてまいります。

以上