株式会社第四北越銀行との連携協定「群馬・第四北越アライアンス」の締結について
2021年12月2日
株式会社 群馬銀行(頭取:深井 彰彦、以下「群馬銀行」)は、株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎、以下「第四北越銀行」、群馬銀行と第四北越銀行を総称して「両行」)と連携協定(名称:「群馬・第四北越アライアンス」、以下「本協定」)を締結しましたので、お知らせいたします。
本協定締結の目的
群馬銀行は群馬県、第四北越銀行は新潟県に主な拠点を置き、それぞれの地域でのトップバンクとして金融・情報仲介機能を発揮してまいりました。また、両行が参加するTSUBASAアライアンス※では、地銀最大となる広域連携の枠組みを活用した連携があらゆる分野に拡大しています。
こうしたなか、両行は、TSUBASAアライアンスによるスケールメリットを今後も最大限活用していくとともに、本協定の締結により営業エリアが隣接し合う地理的特性を活かした連携を更に深め、地域への更なる貢献と企業価値の持続的向上に取組んでまいります。
- 1地域への更なる貢献
上越新幹線および関越自動車道等の交通網によって結ばれ、経済や観光など様々な分野で繋がる群馬県と新潟県の持続的成長に向けた地域創生に連携して取組み、地域への更なる貢献を果たしてまいります。
- 2企業価値の持続的向上
以下の3点を通じて、両行企業価値の持続的向上を図ってまいります。
- (1)経営環境の変化に対する適応力を高める
新型コロナウイルス禍に加えて、少子高齢化を伴う人口減少や超低金利環境の長期化、加速するDXの進展と、それと相まった異業種との競合激化、さらには気候変動の脅威とともに高まる脱炭素をはじめとするサステナビリティへの希求など、加速度的に変化する経営環境に対して、両行が有する豊富な情報やノウハウ、ネットワークを活用し、適応力を高めます。
- (2)収益体質を強化する
両行のお客さま基盤を活用したM&Aやビジネスマッチング支援、グループ事業での協業、保有不動産の相互活用などにより、トップラインの増強およびコストの削減を図り、収益体質を強化します。
- (3)TSUBASAアライアンスによるシナジーの更なる発揮に向けた取組みの深化を図る
本協定において取組む施策を他のTSUBASAアライアンス参加行へも積極的に展開し、TSUBASAアライアンスによるシナジーの更なる発揮に向けた取組みの深化を図ります。
- (1)経営環境の変化に対する適応力を高める
- ※群馬銀行、第四北越銀行、千葉銀行、中国銀行、伊予銀行、東邦銀行、北洋銀行、武蔵野銀行、滋賀銀行、琉球銀行の10行が参加
連携協定の名称
「群馬・第四北越アライアンス」とします。
【「群馬・第四北越アライアンス」ロゴ】
【デザインコンセプト】
ともに大きく翼を広げた二羽の鳥は、群馬県と新潟県でそれぞれ親しまれている「鶴」と「朱鷺」をモチーフとしており、両行が群馬県と新潟県の地域貢献に向けて羽ばたく姿を象徴しています。
そして、青色のラインは両県の「大地を潤す大河」と新潟県から望む「日本海」、緑色のラインは両県にまたがる「三国山脈」と群馬県のシンボルである「上毛三山」を表現しています。
本協定に基づく主な連携内容
今後、両行で立ち上げるワーキンググループにおいて、具体的な連携施策や連携に基づく経済的効果について検討し、その内容をお知らせしていく予定です。
- 隣接エリアを中心とした両県の観光・物産振興や地域活性化に向けた連携
- 両行のお客さま基盤を活かした事業承継やM&A、ビジネスマッチングにおける連携
- 両行のグループ会社におけるノウハウの相互活用・連携
- 両行が保有する店舗などの共同利用・相互活用
- 人材育成・リスク管理における連携
- その他両県の経済活性化や課題の解決を通じた、地域社会の持続的な発展に向けた連携、等
両行の会社概要(2021年9月末時点単体ベース)
株式会社群馬銀行 | 株式会社第四北越銀行 | |
---|---|---|
本店所在地 | 群馬県前橋市元総社町194番地 | 新潟県新潟市中央区 東堀前通七番町1071番地1 |
代表者の 役職・氏名 |
深井 彰彦 | 殖栗 道郎 |
資本金 | 486億円 | 327億円 |
創立 | 1932年11月 | 1873年11月 |
従業員数 | 3,035人 | 3,415人 |
店舗数 | 国内158店舗 海外1店舗・4事務所 |
国内206店舗 海外1事務所 |
純資産 | 5,305億円 | 4,115億円 |
総資産 | 10兆8,078億円 | 10兆1,973億円 |
預金残高 | 7兆7,221億円 | 8兆270億円 |
貸出金残高 | 5兆7,339億円 | 5兆393億円 |
以上