株式会社足利銀行との連携協定
「りょうもう地域活性化パートナーシップ」の締結について
2022年1月24日
株式会社群馬銀行(取締役頭取 深井 彰彦、以下、「群馬銀行」といいます。)は、株式会社足利銀行(取締役頭取 清水 和幸、以下、「足利銀行」といいます。)と、両毛地区(群馬県南東部・栃木県南西部)を中心とした両行の重複営業エリアでの産業活性化・課題解決、お客さまサービスの向上を目的とした連携協定「りょうもう地域活性化パートナーシップ」(以下、「本連携協定」といいます。)を締結しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
連携協定の概要
名称 | 「りょうもう地域活性化パートナーシップ」 正式名称:地域の産業活性化・課題解決、お客さまサービスの向上にかかる連携協定 |
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連携金融機関 | 群馬銀行(取締役頭取 深井彰彦) 足利銀行(取締役頭取 清水和幸) |
連携地域 | 両毛地区を中心とする両行の重複営業エリア |
連携事項 |
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締結日 | 2022年1月24日(月) |
連携協定の目的・背景
- 1目的
両行が、適切な競争関係を維持しつつ、両毛地区(以下、「当地区」といいます。)を中心とする両行の重複営業エリアでの「地域の産業活性化・課題解決」、「お客さまサービスの向上」に向け協力・協業することで、これまで以上に地域に貢献することを目的としております。
- 2背景
本連携協定の中心となる当地区は、人口約80万人を有し、産業面では自動車関連産業が集積するなど豊かな経済圏が形成されており、両行の主要かつ重要な営業エリアとなっております。地域のお客さまは、これまでにない劇的な環境変化のなかにあります。当地区においても、少子高齢化が進み、生産年齢人口の大きな減少が見込まれるほか、コロナ禍を経た新しい経済活動への対応、特に自動車関連産業でのカーボンニュートラルに向けたEV化対応などが急務となっています。
こうした大きな環境変化のなか、両行は、適切な競争関係の維持を前提としつつも、新しい連携の枠組みを早急に創りあげ、互いのノウハウを共有し、協力・協業することで、地域の産業活性化・課題解決に、より大きく貢献したいとの共通の思いを持つに至りました。
併せて、こうした取組みが、両行の企業価値向上と持続的成長に資するとの判断に至ったことから、本連携協定を締結することといたしました。 - 3連携内容
自動車関連産業、観光産業等、群馬県・栃木県の主要産業にフォーカスした産業活性化や脱炭素化といった地域の環境保全など、サステナビリティ課題の解決に向けた取組みについて、双方のノウハウやシンクタンク機能などを活用し、協働することを検討しております。
また、両行の適切な競争関係の維持を前提として、ファイナンス面では、「シンジケートローンの招聘拡大」、「サステナブルファイナンス等での連携拡大」、リソースの活用面では、「両行投資専門子会社等の活用」を通し、「地域企業の成長・経営改善・事業再生・業態転換等支援」、「事業承継・M&A支援、本業支援」において協力・協業することで、「地域の産業活性化・課題解決」、「両行のお客さまサービスの向上」をはかってまいります。
ご参考:両行の会社概要(2021年9月末時点)
群馬銀行 | 足利銀行 | |
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所在地 | 群馬県前橋市元総社町194番地 | 栃木県宇都宮市桜4丁目1番25号 |
代表者 | 代表取締役頭取 深井 彰彦 | 代表取締役頭取 清水 和幸 |
事業内容 | 銀行業 | 銀行業 |
資本金 | 486億円 | 1,350億円 |
設立 | 1932年9月 | 1895年9月 |
純資産 | 5,305億円 | 3,797億円 |
総資産 | 10兆8,078億円 | 8兆8,363億円 |
預金残高 | 7兆7,221億円 | 6兆4,828億円 |
貸出金残高 | 5兆7,339億円 | 4兆9,242億円 |
従業員数 | 3,035人 | 2,716人 |
店舗数 (出張所・海外拠点含む) |
163か店 | 141か店 |
以上