ぐんま地域共創パートナーズが運営するファンドによる出資について
2023年4月20日
群馬銀行(頭取 深井彰彦)は、100%出資子会社であるぐんま地域共創パートナーズ株式会社(代表取締役 鏡山英男、以下「GRASP」)が運営するぐんま地域共創ファンド(以下「本ファンド」)を通じて、Tangerine株式会社(代表取締役 平井清人、以下「同社」)が実施する第三者割当増資を引受け、出資を実行しましたので、お知らせいたします。
同社は、「リアルから始まる、新しい感動とビジネスを創る」をテーマに、小売店舗のDXを加速させるオフラインデータプラットフォーム「Store360」を提供しております。同社の「Store360」は、データに基づいた店舗施策や人員配置の適正化など小売業界が抱える課題解決に向けて、同社の位置検知技術で取得する顧客行動データと店舗が持つ既存のデータをシームレスに融合・可視化することで、店舗での一元的な顧客行動のデジタル化とデータに基づいた店舗戦略を図ることができます。
本ファンドからの出資により、同社は「Store360」のプラットフォーム化を加速させるための体制強化、サービス拡充、新規顧客獲得を推し進めていきます。
群馬銀行グループは引続き、IT関連企業とも連携し、お客さまの業務効率化や経営改善に資するデジタル化支援に取組んでまいります。
記
出資先概要
会社名 | Tangerine株式会社 |
---|---|
代表者 | 代表取締役 平井 清人 |
所在地 | 東京都港区 |
設立 | 2014年3月 |
事業概要 | アプリOMOプラットフォーム「Store360」の提供、DX支援事業 |
Store360概要
「Store360」は、店舗内の顧客・スタッフの行動を正確に検知し、データに基づいた来店客に対する施策の立案や接客が可能となる「Store360 UX」と、今まで可視化できなかったオフラインデータとオンラインデータを統合した分析が可能なBIツールである「Store360 Insight」の2つのサービスで構成されています。実店舗においてスタッフの接客による提案力が購買に大きな影響を与える小売事業者が主なユーザーとなっております。同サービスにより集客から購買管理に至るプロセスにおいて一気通貫でのデータ化が可能となり、小売業の実店舗運営の最適化に貢献することが可能となります。
Store360イメージ
ファンド概要
GRASPが運営する以下のファンドが同社による第三者割当増資を引受けます。
ファンド 名称 |
ぐんま地域共創投資事業有限責任組合(ぐんま地域共創ファンド) |
---|---|
組合員 | ぐんま地域共創パートナーズ株式会社* 株式会社群馬銀行 |
ファンド 規模 |
30億円 |
*印はファンドの業務運営者(無限責任組合員)です。
以上