ぐんま地域共創パートナーズによる株式会社日本農業への出資と高崎市との農業活性化に向けた取組みについて
2023年12月25日
群馬銀行(頭取 深井 彰彦)は、100%出資子会社であるぐんま地域共創パートナーズ株式会社(代表取締役 鏡山 英男、以下「GRASP」)が運営するぐんま地域共創ファンド(以下「本ファンド」)を通じて、株式会社日本農業(代表取締役 内藤 祥平、以下「同社」)へ出資しました。
同社は、群馬県高崎市吉井エリアにおいて、キウイフルーツの圃場整備を開始しており、2027年までに10haの圃場で営農する計画です。この取組みは、耕作放棄地の抑制、雇用の創出、キウイ生産量・海外輸出量増加などの効果が期待されています。
当行とGRASPは、この出資を起点として、日本農業とともに農業参入企業の誘致等による高崎市の農業の活性化に取組んでまいります。
当行グループは、今後ともファンドを通じたお客さまの成長支援・課題解決に積極的に取組み、地域に貢献してまいります。
記
出資先企業概要
出資日 | 2023年12月25日(月) |
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出資先 | 株式会社日本農業 |
代表者 | 代表取締役 内藤 祥平 |
所在地 | 東京都品川区西五反田1-13-7 |
事業概要 |
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本ファンドからの出資は、流通合理化のための設備投資、サプライチェーンの統廃合、組織を支える人材採用に充当し、同社の成長を加速させる狙いがあります。
群馬銀行はGRASPとともに、農業参入企業に対する誘致やファイナンス支援を行い、高崎市は、助成制度の説明や農業参入の支援を行います。これらと併せて、日本農業が、圃場開園、営農、流通販売支援を行うことで、高崎市が農業先進地域となることを目指します。
連携スキーム
ファンド概要
GRASPが運営する以下のファンドが当社による第三者割当増資を引受けます。
ファンド名称 | ぐんま地域共創投資事業有限責任組合(ぐんま地域共創ファンド) |
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組合員 | ぐんま地域共創パートナーズ株式会社:ファンドの業務運営者(無限責任組合員) 株式会社群馬銀行 |
ファンド規模 | 30億円 |
- ※高崎市と群馬銀行の連携協定について
締結日 2016年11月28日 目的 双方の資源を有効活用した協働による地域社会・経済・市民サービスの向上 連携事項 1.企業誘致 2.定住促進・雇用創出 3.起業・創業 4.農林水産業支援 5.観光プロモーション 6.福祉、健康、医療 7.公共施設活用 8.子育て支援 9.災害支援 10.その他
以上