ストラクチャードファイナンスの取組状況について
2024年4月26日
群馬銀行(頭取 深井 彰彦)は、高度な金融技術を活用したストラクチャードファイナンスに積極的に取組んでいます。特にSDGsに資する再生可能エネルギー関連融資を中心に取組み、2024年3月末の貸出残高は1,307億円(前期末比202%)となりました。
残高の内訳では、再生可能エネルギー関連が約4割で最も多く、不動産ノンリコースローン、航空機ファイナンスが続いています。再生可能エネルギー関連融資(契約額)の内訳は、種類別では太陽光関連が最も多く、陸上風力、バイオマス、洋上風力が続いています。また、地域は群馬県だけでなく各地の案件に取組んでいます。
2023年4月に、スペシャライズドファイナンス部をストラクチャードファイナンスに特化させ、高度金融に対応できる人材育成・ノウハウ蓄積を見据えた推進体制の構築を図っております。
当行は今後も多様なファイナンススキームを通じて、お客さまに最適な金融ソリューションを提供してまいります。
記
ストラクチャードファイナンス
■残高推移
単位:億円
(単位未満は四捨五入)
■内訳(残高)
(2024年3月期)
その他には、LNG開発や海水淡水化に関するPF※3や船舶ファイナンス等が含まれます。
再生可能エネルギー関連融資内訳(契約額/2024年3月末現在)
■種類別
■地域別
- ※1不動産NR
不動産ノンリコースローンの略称。オフィスビルやホテル等の不動産事業に対して融資を行い、そこから創出されるキャッシュフローを返済原資とする融資手法。
- ※2LBO
レバレッジド・バイアウトの略称。M&Aの形態のひとつで、借入金を活用した企業・事業買収のこと。
- ※3PF
プロジェクトファイナンスの略称。特定のプロジェクトに対して融資を行い、そこから創出されるキャッシュフローを返済原資とする融資手法。
以上