NISA非課税期間終了時の対応について
- 一般NISA口座で保有する投資信託は、購入した年を含め5年間、つみたてNISA口座で保有する投資信託は、購入した年を含め20年間が非課税期間となっています。
- 2024年以降のNISA制度で非課税期間が無期限化された一方、非課税期間終了時のロールオーバーは不可とされ、2024年以降のロールオーバーができなくなりました。
- 購入年が2019年から2023年である一般NISA口座で保有する投資信託は、各非課税保有期間の終了後、翌年1月1日に課税口座(特定・一般)に移管されることとなります。
- 課税口座(特定・一般)への移管の際は、非課税期間終了年の最終営業日の時価で移管されます。また、非課税期間中に売却することも可能です。
- NISA口座で購入された公募株式投資信託等の取得価額は、課税口座(特定口座または一般口座)へ移管された時に更新され、今年末時点の評価額と同額となります。課税口座へ移管された後に売却される場合、課税金額は更新後の取得価額を基準に計算されます。
- NISAに関する運用相談は、投資信託のお取引店もしくは、土日・祝日も営業している個人相談プラザへご相談ください。
<NISAでの購入年と非課税期間が終了する年>
一般NISA | つみたてNISA | ||
購入年 | 非課税期間終了年 | 購入年 | 非課税期間終了年 |
---|---|---|---|
- | - | 2018年 | 2037年末 |
2019年 | 2023年末 | 2019年 | 2038年末 |
2020年 | 2024年末 | 2020年 | 2039年末 |
2021年 | 2025年末 | 2021年 | 2040年末 |
2022年 | 2026年末 | 2022年 | 2041年末 |
2023年 | 2027年末 | 2023年 | 2042年末 |
<非課税期間が終了した際の取扱いイメージ>

<課税口座へ移管後に投資信託を売却する場合の課税イメージ>

