ウィルス対策ソフトのダウンロード画面を装って、ワンタイムパスワード等を盗もうとする「にせ画面」にご注意ください。

平成28年2月10日

一部金融機関において、インターネットバンキングのログイン時に、ウィルス対策ソフトのダウンロードを装ってワンタイムパスワードや振込実行時のパスワードなどを入力させようとする「にせ画面」が表示される事件が発生しています。

当行が提供するウィルス対策ソフト「SaAT Netizen(サート ネチズン)」は、ダウンロードの際に、インターネットバンキングの「契約者番号」「ログインパスワード」「暗証番号」「取引確認番号」「ワンタイムパスワード」等の入力を求めることは、絶対にありません。

もしそのような画面が表示された場合には、お使いのパソコン等がウィルスに感染している可能性がありますので、すみやかにインターネットバンキングの緊急停止を行い、インターネットバンキングサポートデスクまでご連絡ください。

他の金融機関において発生した事件の概要

  • 発生原因

    被害者のパソコンがウィルスに感染したことが原因と推測されています。

  • 犯行の手口
    1. 1被害者がインターネットバンキングの契約者番号、パスワードを入力し、「ログイン」ボタンを押したところ、当該金融機関が提供しているウィルス対策ソフトの導入を促す画面(にせ画面)が表示された。
    2. 2被害者は、ウィルス対策ソフトの導入が強制化されたと思い、にせ画面に表示されていたウィルス対策ソフトの「ダウンロード」ボタンをクリックした。
    3. 3その後、にせ画面の案内通りに、インターネットバンキングのワンタイムパスワードや振込などの取引実行に必要なパスワード等を入力した。
    4. 4犯人は、入手したワンタイムパスワード等を使用し、インターネットバンキングにログインし、不正送金を実行した。
    • 被害者が入力したワンタイムパスワード等は、ウィルスにより短時間のうちに犯人へ送信されたため、ワンタイムパスワードの有効期間切れとなる前に不正送金手続きを完了したと推測されます。

被害を防ぐための注意事項

今回の事件は、お客さまのパソコンがウィルスに感染したことが原因と推測されます。当行のインターネットバンキングをご利用のお客さまには、ウィルス感染による被害を防ぐために以下の点にご注意をお願いします。

  • 市販のウィルス対策ソフトを利用するとともに、当行が提供するパソコン向けウィルス対策ソフト「SaAT Netizen」を利用してください。
    • ウィルス対策ソフトは、常に最新版にアップデートしてください。また、定期的にウィルスチェックを行い、ウィルスを発見した場合は、ただちに削除してください。
  • Eメールアドレスは、携帯電話・スマートフォンなどのお手元ですぐに確認できる端末のEメールアドレスを登録してください。
    メールアドレスの登録方法はこちら[PDF:1,248KB]
  • 不審なサイトへのアクセスは避けてください。
  • 出所の不確かなフリーソフトや心当たりのないEメールに添付されたファイル等のインストールは行わないようにしてください。
  • インターネットカフェや図書館等の不特定多数の方が利用するパソコンでのUSBメモリ等のご利用は避けてください。


お問合わせ

<GBダイレクト>インターネットバンキング サポートデスク

0120-80-8689

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