インターネットバンキングの「にせ画面」にご注意ください。
平成28年4月11日
当行のお客さまにおいて、インターネットバンキングのログイン直後に、当行が提供していないウィルス対策ソフトのダウンロードを促す「にせ画面」が表示される事件が発生しました。
また、ログイン時には入力不要な「取引確認番号」を入力させようとする「にせ画面」が表示される事件も発生しています。
もしそのような画面が表示された場合には、お使いのパソコン等がウィルスに感染して、契約者番号等が外部へ流出している可能性がありますので、速やかにインターネットバンキングの緊急停止を行い、インターネットバンキングサポートデスクまでご連絡ください。
発生原因
「にせ画面」が表示されたお客さまは、パソコンにウィルス対策ソフトを利用していなかった、または最新版に更新していなかったことから、ウィルスに感染したことが原因と推測されます。
事件の概要
ウィルス対策ソフトのダウンロードを促す「にせ画面」
- 経緯
- 1お客さまは、ログイン画面で契約者番号、ログインパスワード等を入力し、「ログイン」ボタンを押した。
- 2画面が切替わり、ウィルス対策ソフト「Rapport(ラポート)」のダウンロードを促す画面が表示された。
- 3不審に思ったお客さまが、インターネットバンキングサポートデスクへ問合わせを行い、「にせ画面」であることが判明した。
- 「にせ画面」を見分けるポイント
- 当行は、ウィルス対策ソフト「ラポート」を提供していません。当行が提供するウィルス対策ソフトは、「SaAT Netizen(サート ネチズン)」です。
- 「サート ネチズン」のダウンロード時に、インターネットバンキングの「契約者番号」「ログインパスワード」「暗証番号」「取引確認番号」「ワンタイムパスワード」等の入力を求めることは、絶対にありません。
- ※他の金融機関で発生しているウィルス対策ソフトの「にせ画面」に関する類似事件については、こちら。
「取引確認番号」の入力を求める「にせ画面」
- 経緯
- 1お客さまは、ログイン画面で「契約者番号」「ログインパスワード」「暗証番号」を入力し、「ログイン」ボタンを押した。
- 2エラーメッセージが表示され、本来は「暗証番号」4桁を入力する欄が「取引確認番号」10桁を入力するように記載されていた。
- 3不審に思ったお客さまが、インターネットバンキングサポートデスクへ問合わせを行い、「にせ画面」であることが判明した。
【取引確認番号10桁の入力を求める「にせ画面」の例】
- ※取引確認番号4桁の入力を求める「にせ画面」の例はこちら。
- 「にせ画面」を見分けるポイント
- 「取引確認番号」は、取引や登録の実行時に入力するものです。ログイン時に入力することは絶対にありません。
- 「取引確認番号」3桁以上を入力することは絶対にありません。
被害に遭わないための対策
- パソコンの基本ソフト(OS)やブラウザ等は、常に最新の状態に更新してください。
なお、メーカーのサポート期限が切れているOSやブラウザ等は絶対に使用しないでください。 - 必ずセキュリティソフトを導入し、最新の状態に更新のうえ常時稼働させ、定期的にウィルスチェックを実施してください。
なお、当行が提供するパソコン向けウィルス対策ソフト「サート ネチズン」も合わせてご利用することで、第三者に不正利用されるリスクが低くなります。 - ワンタイムパスワードをご利用ください。
ワンタイムパスワードは、1回限り有効なパスワードです。もしワンタイムパスワード自体が盗まれたとしても再利用できないことから、第三者により不正ログインされるリスクが低くなります。 - 携帯電話・スマートフォンのEメールアドレスを登録してください。
万一、お客さまのインターネットバンキングが第三者に不正利用された場合に速やかに察知できるように、インターネットバンキングのEメールアドレスは、携帯電話・スマートフォンのEメールアドレスを登録していただきますようお願いいたします。- ※Eメールアドレス、セレクトEメールサービスの登録・変更方法は、こちら[PDF:1,248KB]。
お問合わせ
<GBダイレクト>インターネットバンキング サポートデスク
- ご照会内容によっては、当日中に回答できない場合があります。
- 受付時間 平日 9:00~20:00
ただし、利用停止については、土・日・祝休日・12/31~1/3および上記以外の時間帯も受付けています。