住宅ローンについて
当行の住宅ローンに関するさまざまな情報を紹介いたします。
利率が変わると返済額はどうなるの?
固定金利期間中は利率が変わりませんので、返済額の変更はありません。変動金利期間中は、利率が変更になる場合があります。利率が変更になった場合、毎回の返済額は以下のとおり変更いたします。
- 1毎回返済額は、10月1日を基準日とするご融資利率の見直しを5回行うまでは、その間にご融資利率の変動があっても変更せず、ご返済額の中で元金返済分と利息分との割合で調整します。
- 25年目毎にご返済額の見直しを行い、次の5年間のご返済額を決定します。したがって、利率が変更になっても5年間は毎回の返済額は変わりません(5年ルール)。
- 3見直し後のご返済額が増額となる場合でも、それまでのご返済額の1.25倍を限度とし、ご返済額が減少する場合は、そのまま減額します(125%ルール)。
変動金利には、急激な返済額の増額によるお客さまの負担増を抑えるため、5年ルールや125%ルールがあります。返済額が変わらない5年間に急激な金利上昇が起きると、返済額の中での元金分と利息分の調整が間に合わなくなり、利息部分の金額が返済額よりも多くなってしまう可能性があります。この返済額を上回った部分の金額は、一般に「未払利息」と呼ばれています(イメージ図参照)。

未払利息は、通常は次の5年間の返済額に含まれます。ただし、125%ルールがあるため、場合によっては次の5年間で払いきれない可能性もあります。この場合、未払い利息は次に繰り越されることになります。異例な金利情勢が長期間続くなどの場合には、最終期限が到来しても未払利息が残ってしまうリスクがあります(未払利息に利息は付きません)。
毎月の返済以外の返済はできないの?
住宅ローンのご返済方法は、基本的には元利均等毎月返済で、毎月のご返済日は6日、16日、26日のいずれかをご指定いただきます。
ご希望によって6か月ごとの増額返済(ボーナス返済)を併用することができます。ただし、増額返済の元金額は、お借入金額の50%以内でかつ10万円単位といたします。
お金に余裕ができた場合など、ご希望によって残高の全部または一部を繰上げてご返済いただくことができます(繰上返済)。
一部繰上返済
- お取扱いできる日は約定返済日のみとなります。
- 返済できる金額に制限がある場合がありますので、ご希望の場合は事前にお取引店の窓口にご相談ください。
- ご希望の際は、約定返済日の10日前までにお申込みください(窓口へのお申込みの場合)。
- 次の手数料がかかります。
- 「固定金利期間中」に一部繰上返済する場合、22,000円(消費税含む)
- 「変動金利期間中」に一部繰上返済する場合、5,500円(消費税含む)
- ※インターネットバンキング「住宅ローンサービス」をご利用いただくと、手数料無料で一部繰上返済の手続きができます。
一部繰上返済には、繰上返済後の返済額を変えずに残りの返済期間を短くする「期間短縮方式」と、繰上返済後の残りの期間を変えずに返済額を減額する「返済額変更方式」の二つのタイプがあり、いずれかをお選びいただきます。
- どちらも、繰上返済した資金はローンの元金部分に充当されるため、その元金に対応する利息部分の支払いがなくなり、総返済額を減らす効果があります。
- 「期間短縮方式」は、毎回の返済負担は変わらないものの、利息も含めた総返済額の減少分は「返済額変更方式」より大きくなります。一方、「返済額変更方式」は、毎回の返済額は減少しますが、総返済額の減少分は「期間短縮方式」よりも小さくなります。


全額繰上返済
- お取扱いは、随時(全営業日)可能です。
- 次の手数料がかかります。
- 「固定金利期間中」に全額繰上返済する場合、33,000円(消費税含む)
- 「変動金利期間中」に全額繰上返済する場合、5,500円(消費税含む)