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金融商品仲介の概要

金融商品仲介業務とは?

金融商品取引業者(当行)が、委託金融商品取引業者(当行の場合、ぐんぎん証券株式会社、野村證券株式会社、大和証券株式会社の3社)の委託を受けて、お客さまと委託金融商品取引業者との金融商品取引の仲介を行う業務のことです。
当行は、金融商品仲介業務を行う登録金融機関として、お客さまと委託金融商品取引業者の間に立ち、お取引口座の開設や外国債券・仕組債のご注文など、金融商品取引のお申込みを受付いたします。

群馬銀行の金融商品仲介業務の仕組み

主な取扱商品

当行の窓口では、主に以下の商品・サービスを取扱っております。

  • 証券口座の開設

金融商品仲介業務の取扱窓口でお手続きいただくと、通常1週間程度で証券口座を開設することができます。
証券口座の開設にあたっては、当行の普通預金通帳、お届け印、お客さまの本人確認書類(運転免許証等) をご用意ください。また、「個人番号(マイナンバー)」のお届けが必要となります。

  • 外国債券の売買

債券とは、国や地方公共団体、企業などが資金調達のために、償還日に額面金額で償還することを約束して発行する有価証券です。償還日と利率があらかじめ決められている点※1では定期預金と似ていますが、時価で売買される点、また、預金保険の対象でない点など、異なる点もあります。

外国債券とは、一般的に発行者、発行市場、通貨のいずれかが海外である債券のことをさし、当行では、外国国債、外国地方債、国際機関債、外国社債、外国政府保証債を取扱っております※2。

外国債券の取扱銘柄等については、取扱窓口でご確認ください。

  1. ※1償還時期、利率、償還金額等があらかじめ確定していない債券もあります。
  2. ※2通貨は、米ドル、ユーロ、英ポンド、カナダドル、豪ドル、ニュージーランドドル、ブラジルレアル、トルコリラ、インドルピーの9種類を取扱っております。
  • 仕組債の売買

仕組債とは、スワップやオプションなどのデリバティブを組込んだ債券です。仕組債には、発行条件等が既に決まっており、募集・売出期間を設けて募集する公募仕組債と、お客さまのご要望に応じて債券を組成し、随時販売する私募仕組債の2種類があり、当行では、公募仕組債と私募仕組債の両方を取扱っております。

仕組債の取扱銘柄等については、取扱窓口でご確認ください。

種類 公募仕組債 私募仕組債
特徴 あらかじめ利率や運用期間などの発行条件を委託金融商品取引業者が決定し、募集・売出期間を設けて販売する債券です。 お客さまのご要望に応じて、利率や運用期間などの発行条件を決定し、発行する債券です。
お申込金額
(目安)
100万円以上または1万通貨以上 5,000万円以上または50万通貨以上
※取扱商品により、最低申込金額が異なります。

なお、仕組債は特有のリスクがあります。詳しくはこちらでご確認ください。

  • 外貨建MMFの売買
    外貨建MMF(マネー・マーケット・ファンド)とは、高格付の短期証券(債券、コマーシャル・ペーパー(CP)、譲渡性預金(CD)等)に投資する外貨建投資信託です。いつでも手軽に購入・換金することができる流動性に優れた商品で、当行では米ドル建を取扱っております。

金融商品仲介のご注意点

  • 金融商品仲介業務で取扱う商品は預金ではなく、元本の保証はありません。また、預金保険の対象ではありません。
  • 金融商品仲介業務で取扱う有価証券等は、金利、為替、株式相場等の変動や有価証券の発行者の業務または財産の状況の変化等により価格が変動し、損失が生じるおそれがあります。
  • お取引に際しては、手数料等がかかる場合があります。手数料等は商品・取引金額・取引方法等により異なるため、具体的な金額または計算方法を記載することができません。
  • 金融商品仲介業務における取引の相手方は委託金融商品取引業者となります。
  • 各商品のリスクや手数料等の詳細については、各商品の契約締結前交付書面、目論見書または販売用資料等でご確認ください。
商号等
株式会社 群馬銀行
登録金融機関 関東財務局長(登金)第46号
加入協会
日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会
委託金融商品取引業者
商号等
ぐんぎん証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2938号
加入協会
日本証券業協会
商号等
野村證券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第142号
加入協会
日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会
商号等
大和証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第108号
加入協会
日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会

仕組債のリスクについて

仕組債には、一般的な債券に共通するリスクのほか、以下のとおり、仕組債特有のリスクがあります。ご購入にあたっては、各商品の契約締結前交付書面、目論見書または販売用資料等で内容の詳細をよくご確認ください。

  • あらかじめ定められた参照指標(株価、株価指数、金利、為替、商品価格等)に基づきクーポン(利子)が決定する仕組債は、指標の変動によりお客さまが受取るクーポン(利子)が減少するおそれがあります。
  • あらかじめ定められた参照指標(株価、株価指数、金利、為替、商品価格等)に基づき償還金額が決定する仕組債は、指標の変動により償還金額が変動することで、お客さまが受け取る償還金に差損が生じるおそれがあります。
  • デリバティブ取引などにデフォルト(債務不履行)事由が発生した場合にも、損失が生じるおそれがあります。
  • 上記以外にも、仕組債の商品性によっては、参照指標(株価、株価指数、金利、為替、商品価格等)等の変動により、お客さまが受け取る償還金に差損が発生したり、償還金の支払に代えて株式などの有価証券の受渡しにより償還する場合もあります。
  • 仕組債は、通常、償還まで保有することを前提とした債券であり、やむを得ず債券を途中売却する場合は売却価格が低くなり、投資元本を割込む可能性があります。